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今回、晴海で元号をまたいだ連続コンサートを開催するのは、アマチュアのオーケストラ団体「TBSK管弦楽団」。

2011年に発足したオーケストラで、概ね、20代の現役大学(院)生と社会人で構成されています。
首都圏の様々な大学の出身者が集まり、それぞれが持つ多様な観点をぶつけ、磨きあいながら日々音楽と向きあっています。多くの団員は、普段は音楽と異なる分野の勉強や仕事をしていますが、うまく両立させながら演奏活動に励んでいます。

これまで、年１～２回の定期演奏会のほか、オペラ公演や海外公演など、アマチュアオーケストラとしては新奇性の高い公演も企画・経験してきました。

そして、今回の演奏会は、元号を跨いで音楽祭をやってしまおう！という、勢いと楽しさにあふれた企画です。

フェスティバルの最初は、木管楽器（笛のなかま）と金管楽器（ラッパのなかま）による、比較的小さな編成（７人以下）での演奏をお届けします。

＜4/30　昼の部　プログラム（抜粋）＞
平成31年4月30日（火祝）13:00開場 13:20開演　＠第一生命ホール
・金管五重奏のためのソナチネ／ボザ
・4本のホルンのためのソナタ／ヒンデミット
・ピアノと木管五重奏のためのディベルティスマン／ルーセル　　ほか

平成最後の夜は、オーケストラよりは小さいですが、比較的大きな編成（８人から３０人程度）で、迫力のある演奏をお届けします。
同じ種類の楽器だけで構成されたアンサンブルもあれば、様々な楽器で構成された小さなオーケストラのようなアンサンブルもあり、どんな楽器が出てくるかな？という視点でお楽しみいただける演奏会です。

＜4/30　夜の部　プログラム（抜粋）＞
平成31年4月30日（火祝）17:30開場 18:00開演　＠第一生命ホール
・小交響曲／グノー
・金管十重奏曲「3匹の猫」「もう1匹の猫」／ヘイゼル
・弦楽八重奏曲／メンデルスゾーン
・室内交響曲第2番 変ホ短調／シェーンベルク　　ほか

令和のはじまりを飾るのは、弦楽器（バイオリンのなかま）を中心とした比較的小さな編成（７人以下）のアンサンブルの演奏会です。

＜5/1　昼の部　プログラム（抜粋）＞
令和元年5月1日（水祝）13:00開場 13:30開演　＠第一生命ホール
・弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」／チャイコフスキー
・五重奏曲／プロコフィエフ
・アトム・ハーツ・クラブ組曲／吉松隆
・メタモルフォーゼン～23の独奏弦楽器のための習作／R.シュトラウス　　ほか

フェスティバルの最後は、満を持してオーケストラ全体での演奏をお届けします。
今回の企画のテーマに沿って、「祭り」を題材にした作品を６曲演奏します。

「祭り」ということもあって、弦楽器、木管楽器、金管楽器に加えて、打楽器（太鼓やシンバルなどのなかま）も様々な種類の楽器が登場します。果たして舞台に乗り切るのか・・・？という噂もあるくらい豪華です。

６曲のうち、中央区っぽい視点でおすすめなのが、ゴジラの音楽で有名な伊福部昭さんの作曲した「盆踊り」。
静かで趣深い「佃島の盆踊り」と比べると、かなりエネルギーにあふれた曲なのですが、
日本のお祭りを、西洋から入ってきたオーケストラで表現するとどのような形になるのか・・・？
そんな、異文化の融合をお楽しみいただけると思います。

＜5/1　夜の部　プログラム＞
令和元年5月1日（水祝）17:30開場 18:00開演　＠第一生命ホール
・序曲「ローマの謝肉祭」／ベルリオーズ
・「スペイン狂詩曲」より「祭り」／ラヴェル
・「夜想曲」より「祭り」／ドビュッシー
・序曲「謝肉祭」／ドヴォルザーク
・日本組曲より「盆踊り」／伊福部昭
・交響詩「ローマの祭り」／レスピーギ

さて、ここまでオーケストラ団員の目線で音楽祭の内容をお伝えしてきましたが、
最後に、会場となる第一生命ホールまでのアクセスを、中央区観光協会特派員の視点でお伝えしたいと思います。
４つほど、アクセス方法をご提案します。

●最短アクセス　…勝どき駅からトリトンブリッジを渡る
第一生命ホールがあるトリトンスクエアまで一番速い行き方は、都営大江戸線「勝どき」駅で下車する方法です。A2a出口を出て晴海通りを晴海方面へ進み、動く歩道と屋根のついた「トリトンブリッジ」で朝潮運河を渡ると、10分弱でトリトンスクエアに到着します。

●月島エリアの情緒に触れるアクセス　…月島駅からお散歩
ただ行くだけじゃなくて、中央区の街も楽しみながら行きたい…そんな方にお勧めな行き方は、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅で下車する方法です。
月島駅から第一生命ホールは、サクサク歩くと15～20分くらいで行くことができますが、ここは、あえて寄り道するのがオススメです！
トリトンスクエアとは逆の方向の出口に出ていただいて、佃や西仲通りを散策し、下町情緒に触れながら向かう…というのはいかがでしょうか。

●銀座や築地の風景を楽しむアクセス　…東京駅、銀座駅等からバスを利用
トリトンスクエアには、路線バスを使ってアクセスすることができます。
東京駅丸の内南口から出ている「都05-1」「都05-2」系統は、数寄屋橋や銀座四丁目を経由して晴海通りを進みながらトリトンスクエアに至る路線で、本数も多く非常に便利です。
また、有楽町から出ている「晴海ライナー」は、都05系統に比べると本数が少ないですが、途中で止まる停留所が少なく、快適にアクセスできます。東京駅八重洲北口や日本橋高島屋前を経由する便もあります。
そのほか、新橋駅や四ツ谷駅からも晴海行きのバスは出ていますが、これらのバス路線を使って行くメリットは、車窓から街並みを楽しむことができる点です。晴海通りを通って銀座のど真ん中を横断する路線なので、銀座や築地の休日の賑わいを楽しみながらお越しいただけます。

＊なお、5月1日については、メーデーに伴う交通規制で、一部バス路線の運休や迂回運行が発生する可能性があります。ご利用の際は、最新の情報にご注意ください。

・都営バス　https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/
・晴海ライナー　http://www.hitachi-gr.com/bus/bus01/

●初夏の風を感じるアクセス　…中央区コミュニティサイクルを利用
天気が良ければ、自転車で初夏の風を感じながらお越しいただくというのもオススメです。
第一生命ホールのあるトリトンスクエアには、朝潮運河沿いに「中央区コミュニティサイクル」のポートがあるので、これを利用してアクセスすることができます。
築地方面から、国指定重要文化財の勝鬨橋を渡ったり、暫定供用が始まった築地大橋を渡ったり、
あるいはお隣・江東区の豊洲エリアから晴海大橋や豊洲大橋を渡って眺めを楽しんだり…
色んなルートが考えられますね！

特派員として活動している中央区で自分の出演する演奏会があるということで、ついつい長々とご紹介してしまいました(^^;)
繰り返しになりますが、４公演とも、入場無料・全席自由、曲間での出入り自由で、お気軽にクラシック音楽を楽しむことができますので、10連休の予定が決まっていない！という方にもオススメです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております！

なお、この記事の中では全ての曲目をご紹介しきれませんでした。
下記のSNSで、詳しい情報発信をしておりますので、ぜひチェックしていただければと思います！

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