滅紫

「歌舞伎座アフタヌーンティー」花篭  初春大歌舞伎

2022年初春大歌舞伎の幕が開いています。今月から客席は2席並びとなり、そして幕間が一部と三部で30分設けられることになりました。ということは、そうです。幕間のお食事処が再開となったのです。早速3F花篭の「歌舞伎座アフタヌーンティー」を予約しました。今日は三部なので開演前の16:40からです。

3F入り口で検温・消毒があり名札の付いた席に案内されると、隣のテーブルとはかなり距離もあり、その上前後左右にアクリル板。完璧な予防対策です。

 

 「歌舞伎座アフタヌーンティー」花篭  初春大歌舞伎

セットされていた「アフタヌーンティー」。お重にはちらし寿司、お赤飯、ローストビーフに温野菜。花かごの中はチョコババロア、ミルク羊羹、干支のお菓子で「寅年の子とら」「寅パン」演目のお菓子「義経八艘飛び」。飲み物のチョイスが出来、2600円(税込み)なり。

ミルク羊羹に歌舞伎座アフタヌーンティーのロゴ入りチョコが載っている凝りようです。

 「歌舞伎座アフタヌーンティー」花篭  初春大歌舞伎

正面玄関から入らなかったので出口でチケットをもぎり、1F客席へ。満席です。2席並びとなりましたが、満席でも通常の68%とのこと。最前列の「かぶりつき」といわれている席にも観客が入り、何だか少し日常が戻ってきたような気がします。

さてお目当ての猿之助さんの「四の切」。ご存知の通り「義経千本桜」の四段目に当たる「川連館」で、猿之助の演じる佐藤忠信と狐忠信、今まで私の観た中で最高!亀治郎さんの時の初役から「凄い」と評されてきましたが、狐になってからの身の軽さ、キレの良さ、せりふなどもう絶品。

今月から解禁となった客席上での宙乗りでの幕まで舞台に釘付けとなってしまいました。

完売のようですが、歌舞伎ファンは必見です。何とかチケット手に入れてもう一度みようと思っています。

初春大歌舞伎は27日千穐楽。

1部 11時開演「一條大蔵譚」「祝春元禄花見踊」中村獅童さんの長男「小川陽喜」初お目見え

2部 14:30開演 「春の寿」「艪清の夢」

3部 18時開演 「岩戸の景清」「義経千本桜・川連法眼館の場」

お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489 10時-17時