バスは、水素で走るんです
多少、朝夕は、秋を感じるようになりました。
お久しぶりのリバーサイドです。
さて、前から気になっていたのですが、八丁堀の交差点で見かけるカッコイイこのバス、都営バスです。TOYOTAが開発した水素で走る次世代型のバス、燃料電池バス「SORA」です。都営バスでは、燃料電池バスを71両所有し、いろんなところを走っています。
私が見かけるのは、東京駅八重洲口-東京ビッグサイトを結ぶ『東16』系統でした。
運行系統 東京駅八重洲口~月島駅前~豊洲駅前~有明テニスの森~東京ビッグサイト
都バス運行情報サービス
いつ燃料電池バスが走るか、営業所に問い合わせましたが、運行状況でかわるとのことで
わかりませんでした。しかし、Webの都バス運行情報サービス、系統運行状況で調べることができます。バスアイコンが種類を表しています。白いのが燃料電池バスです。
バスも多く、燃料電池バスもよく走っていることがわかります。
仕組み
バスは、水素でどのように走るのでしょうか。高圧水素タンクから供給される水素と大気中から取り込んだ酸素が、FCスタック内で電気化学反応により発電し、その電力でモーターを回すことにより、燃料電池バスは走ります。そのため、燃料電池バスは排出ガスを出さない環境にやさしいバスであると同時に、大きな車体にも関わらず、滑らかな加速と静粛性も兼ね備えています
災害時対応
2011年の東日本大震災以降、災害対策への関心の高まりとともに、大容量を発電することができる機能を備えたFC Vを移動式発電機として活用することが期待されています。大容量外部電源供給システムを採用したSORAは、高出力(9kW)かつ大容量(235kWh)の電力供給の能力を備え、災害などによる停電時に、学校体育館などの避難所での電源供給が可能です
他はどこを走ってますか。
東16系統以外は、どこを走っているのでしょうか。都バス運行情報サービス、車両検索の車種検索でFCバスと入力すると、全ての都営バスの燃料電池バスも予定がわかります。この近くでは、都05-1系統 晴海埠頭ー銀座四丁目ー東京駅丸の内南口や05-2系統 東京ビッグサイト・有明一丁目~銀座四丁目ー東京駅丸の内南口でもみることができます。さらに、都営バスではありませんが、虎ノ門ヒルズと晴海BRTターミナルを結ぶTOKYO BRTでも燃料電池バスに乗車できます。是非、静かな燃料電池バスを体験ください。
参考Web:東京都交通局