おむおむ

五世川柳 水谷緑亭 句碑

佃の住吉神社に、五世川柳を襲名した水谷緑亭が詠んだ「やわらかで かたく持ちたし ひとごころ」の句碑があります。

緑亭は幼いころ父をなくし、江戸佃島の漁師に養われ、その後魚問屋を開き名主となり、二世川柳に川柳を学びます。二世川柳が流行させた「川柳」は川柳の没後、一時勢いを失いますが、南町奉行所の同心であった四世川柳が句風を改め、「川柳」の勢いを回復させました。

天保8年(1837年)に緑亭が五世川柳を継承しました。緑亭は10代から句作を初め、衆望を集め、地味な人柄で、養父母に孝養を尽くし、佃島の風俗を矯正した功績などで、町奉行所から三度褒章を受けました。

 五世川柳 水谷緑亭 句碑

16代目櫻木庵尾藤川柳先生の講演会

16代目櫻木庵尾藤川柳先生の講演会 五世川柳 水谷緑亭 句碑

2月に16代目櫻木庵尾藤川柳先生の講演会が行われ、40名の方が参加されました。

その内容が佃月島新聞4月1日号に詳しく掲載されています。

5月号以降も川柳コラムやコーナーも継続されるそうです。