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銀座王子ホールで音楽のマラソンを楽しもう：モーツァルトマラソン2019
こんにちは！ マイペース特派員・しばしばしばたです。
来年の東京オリンピック・パラリンピックでは中央通りがマラソンコースの一部となり、世界中の選手の皆さんが銀座の街のど真ん中を駆け抜けていくのが今から楽しみですね。
ところで、先立つこと１年、銀座の王子ホールで、ひと味違った「マラソン」を見て・聴いて楽しむことができるのをご存知でしょうか？
今日は、そんな素敵な機会をご紹介したいと思います。
・・・その名も「モーツァルトマラソン2019」。
言わずと知れた大作曲家、W.A.モーツァルトが遺した21曲のピアノ協奏曲を、
4週間に亘る8回のコンサートで全て演奏してしまおうという、前代未聞の企画です！！
クラシック音楽にあまり親しみが無い方にも分かるように、これがどれほどすごい事かをご説明すると・・・、
中央区にある駅（全部で22駅）について、すべての出口を巡って回るくらい、大変なことです！（※私見です）
注）W.A.モーツァルトは、第1番から第27番までと、番号が付いていない3曲、合計30曲のピアノ協奏曲を作曲していますが、他の作曲家のピアノ曲を編曲した7曲と、複数台のピアノが必要になる2曲は今回のコンサートの対象外となっており、全21曲の演奏になります。
公演プログラム
6月から7月にかけて、土曜日と日曜日の午後、以下の日程で開催されます。
■第1回 6/29 (土) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246「リュツォウ」
ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
■第2回 6/30 (日) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」
■第3回 7/6 (土) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456
■第4回 7/7 (日) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
■第5回 7/13 (土) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451
■第6回 7/14 (日) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
■第7回 7/20 (土) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」
■第8回 7/21 (日) 午後2:00開演 会場：王子ホール（銀座）
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
※企画について、くわしくは、下記ホームページをご覧ください。
https://www.tokyosinfonia.com/mozartmarathon2019/
指揮：ロバート・ライカー
マエストロ ロバート・ライカーは、3か国でオーケストラを創設しました。カナダのノースベイ交響楽団、インドのナショナルフィルハーモニー、そして日本では東京シンフォニアです。編曲、オーケストレーション、作曲数は500曲以上にも上ります。
シカゴのミッドウェスト・オーケストラ・カンファレンスで講演、ジャパンタイムズの上席音楽評論家として10年間、深い洞察力の評論を執筆しました。
ガーシュウィン、グリーグ、シューベルト、ショスタコーヴィッチ、ドヴォルザーク、バッハ、バーバー、ブリテン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、モーツァルト、ラロ、リード等のレコーディングは、バランスの良さ、繊細なペース、表現力の豊かさで高い評価を受けています。
モントリオールの音楽評論家マルコウ氏の批評より
「ボラボー！ これぞ真の楽曲の解釈、確実なリズムのコントロール、緩急の正確さ、スムーズな流れと勢い、ほとんど古典的なアプローチ。新鮮。素晴らしいオーケストラ。」
ピアノ独奏：サラ・デイヴィス・ビュクナー
現代の最も独創的なピアニストのひとり。100曲以上もの膨大なレパートリーを持ち、ニューヨーク、クリーヴランド、ピッツバーグ、東京ほか世界の主要都市で著名オーケストラと共演。エリザベート王妃、リーズ、ザルツブルク、シドニー、ウィーン、ジーナ・バッカウアー、チャイコフスキーなど、世界で最も権威ある国際コンクールで数多くの受賞歴を持ちます。
その演奏は虹のような色彩を持ち、言葉を失うほど素晴しく、コンサートやリサイタルで大きな拍手喝采を浴びてきました。 ワシントンポスト紙「ビュクナー女史の演奏は美しく、もしモーツァルトが聴いたら息を飲んだことだろう。」
オーケストラ：東京シンフォニア
指揮者のロバート・ライカー氏が2006年に設立した弦楽室内オーケストラです。
19人の演奏メンバーで構成され、グループ・ダイナミックスの科学から、オーケストラが小人数でも豊かなサウンドを生み出す解決法を見出し、「グレート・リトル・オーケストラ」と評価されてきました。
以下のような公演のほか、出張演奏も行うなど、精力的に活動されています。
・弦楽のための交響曲シリーズ演奏会（王子ホール）
・スペシャルゲストを迎えての演奏会（王子ホール）
・国がテーマのディナー＆コンサート（日本外国特派員協会）
＊今回の公演は、東京シンフォニアのメンバーに、管楽器・打楽器のメンバーを加えて演奏される予定です。
チケットインフォメーション
チケットは、1公演だけでもお買い求めいただけますし、2公演セットや、全公演通しでお買い求めいただくとお買い得になります。
折角なので全部聴きたいところですが、8公演全部はなかなか予定が合わない・・・という方も多いはず。（ぼくもその一人です）
そんな方には1公演や2公演だけという方法もオススメです。1公演聴くだけでも2～3曲のピアノ協奏曲を一気に聴くことができ、充実した内容をお楽しみいただけると思います。
★1公演のみ
1名様 ¥5,500 ／ 2名様以上 ¥5,000 ／ ファミリー ¥12,000 ／ 学生 \2,500
★2公演以上
1名様 ¥10,000 ／ 2名様以上 ¥9,000 ／ ファミリー ¥21,500 ／ 学生 ¥4,500
★8公演以上
1名様 ¥33,000 ／ 2名様以上 ¥30,000 ／ ファミリー ¥72,000 ／ 学生 ¥15,000
ご予約やお問合せの方法は、下記ホームページの情報をご覧ください。（URL：再掲です）
https://www.tokyosinfonia.com/mozartmarathon2019/
夏に向けて気温や湿度が上がってくる６～７月ですが、涼しい室内で特別な「音楽のマラソン」を楽しんでみてはいかがでしょうか？