マロン

舟運ガイド乗船体験(湾岸編)

2023年9月30日に中央区観光協会おもてなしスタッフの研修で、舟運ガイドの乗船体験に行ってきました。

朝潮運河から、晴海、お台場、東京国際クルーズターミナル沖で折り返し、豊洲から夢の島まで行って、最後は隅田川を回って帰ってくるコースでした。お天気にも恵まれ素晴らしい講師のガイドを聞きながら、新しく変わっていく湾岸地域を水辺から楽しませていただきました。

写真は晴海運河から隅田川に戻って、上流の永代橋とスカイツリー遠望

 舟運ガイド乗船体験(湾岸編)

中央大橋の「メッセンジャー像」(彫刻家オシップ・ザッキン作)は、東京・隅田川とパリ・セーヌ川の友好を記念してパリ市から贈られたものですが、橋の上からは後姿しか見ることができません。今回、下から見上げる形ですが、前向きの写真を撮ることができました。

 舟運ガイド乗船体験(湾岸編)

晴海を離れると中央区からは外れますが、いくつか写真をお楽しみください。

レインボーブリッジは1993年8月の開通ですので、ちょうど30歳になりました。正式名称は「東京港連絡橋」というのをご存じでしょうか。羽田空港による高さ制限がある一方、設計当時は豪華クルーズ客船の象徴と言われていた「クイーン・エリザベス2」が晴海客船ターミナルへ接岸することを想定し、橋げたの高さは52メートルとなりました。が、完成後にクイーン・エリザベス2がレインボーブリッジをくぐることは一度も無かったそうです。そしてクルーズ船の大型化が進み、2020年に大型クルーズ客船の発着に対応した「東京国際クルーズターミナル」が開業、しかしコロナ下で実際に海外のクルーズ船が入港したのは今年2023年になってからでした。

 舟運ガイド乗船体験(湾岸編)

船からは第三台場(公園として開放)と第六台場(無人島)も近くから見ることができます。江戸末期、ペリーの来航による江戸湾の防衛のために構築されたものですが、明治以降に大半は埋立られたり撤去されたりし、現在はこの2つのみが残され、国の史跡に指定されています。

 舟運ガイド乗船体験(湾岸編)

晴海ふ頭公園の前に航海練習船の帆船「日本丸」が停泊していました。残念ながら帆は張られていませんでしたが、青い空に美しい姿を楽しませてもらいました。

 

中央区観光おもてなしスタッフに登録するには、「中央区観光検定」に合格することが第一歩です。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。