中央区の銭湯数
中央区の銭湯は令和6年2月現在8軒の銭湯が営業しています。同じ建物、同じ浴室の銭湯はなく、各銭湯に個性があります。
では中央区の銭湯数が最高軒数だったのはいつなのか。それは昭和33(1958)年です。銭湯の数は人口が増えると増加傾向にありました。中央区の人口が令和4年までピークだった昭和28年より5年遅くに最高軒数に達したのは銭湯営業の許可が先行して出ていたからだと思います(写真は都立中央図書館所蔵の『組合員名簿』)。
この『組合員名簿』は中央区村松町(東日本橋)で銭湯をやっていた油本さんが寄贈されたからです(屋号はほまれ湯)。
銭湯の歴史を知るうえで貴重な本です。