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三井家のおひなさま 三井記念美術館

もうすぐ3月3日のひな祭りです。今年も三井記念美術館で「三井家のおひなさま」展を開催中です。三井家の夫人や娘たちが大切にしてきたひな人形やひな道具を公開しています。

江戸、明治~昭和にかけて作成されたひな人形はどれも豪華で華やかです。ひな道具は細かいところまで精巧に作られていて、ずっと見ていて飽きません。

撮影OKの展示の中からいくつか写真を撮りましたのでご紹介します。

↓こちらは端正な顔立ち、衣装も豪華な内裏雛。

 三井家のおひなさま 三井記念美術館

 

下は、展示の目玉の一つで、幅が4メートルほどある高さ5段のひな段飾りです。その大きさと豪華さに圧倒されます。
北三井家十一代・高公(たかきみ)氏の長女で、浅野財閥創始者・浅野総一郎氏の次男・久彌氏の妻、浅野久子さんから三井記念美術館に寄贈されたものです。江戸時代から続く、京都の人形師・丸平(まるへい)こと、五世大木平藏が特別に制作したもので、ひな人形もさることながら、下段に並べられたひな道具は、とても精巧なミニチュアで、三井家の家紋である桐紋に唐草模様の蒔絵が装飾されています。

 三井家のおひなさま 三井記念美術館

 

↓こちらは、カチカチ山? ぶんぶく茶釜? ネコとネズミ?など、かわいらしい人形も展示されていました。

 三井家のおひなさま 三井記念美術館

とても楽しめました。お勧めの展覧会です。
詳しくは、三井記念美術館のWebサイトをご覧ください。

「三井家のおひなさま」展
期間:2024/2/10(土)〜 4/7(日)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
場所:三井記念美術館 日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
入館料:一般 1,000円、大学・高校生 500円、中学生以下 無料
※静嘉堂@丸の内で開催中の「岩﨑家のお雛さま」展との相互割引があります。