パンちゃん

中央区の銭湯配置(最高軒数時)

今年2月に中央区の銭湯が最高軒数60軒だったことをお伝えしましたが、銭湯はどのような地域に多かったのでしょうか。

都立中央図書館に所蔵の昭和33年の『組合員名簿』(写真)を見ると、住民が多く住んでいる地域や工場の多い地域に銭湯が多いです。日本橋蛎殻町と日本橋浜町はそれぞれ4軒、当時の地名で月島西仲通り3軒、月島通り4軒です。

銭湯が少ない地域は住民が少ない地域、特に商業地域やオフィス街です。銀座は6軒(銀座3軒、銀座東3軒)、日本橋や日本橋兜町は0軒です。

こうして銭湯の配置を組合員名簿と住宅地図を使って一緒に見ていくと、どこに人が住んでいたのかが分かります。