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貨幣博物館 特別展と記番号1番の新札
7月3日から新しい紙幣が発行されました。これを記念して各所で新札発行イベントが開催されていますが、日本橋本石町にある貨幣博物館では、特別展「新しい日本銀行券2024—匠の技とデザイン」を開催中です。
20年ぶりの刷新となる新札のデザインを鑑賞できるほか、世界初の「3Dホログラム」や、背景にも微細なすかしを入れた「高精細すき入れ」など最新の偽造防止技術を体験できます。改めて日本の紙幣の技術の高さに驚嘆します。
こちらは展示室前の廊下↓
常設展示では、古代の銭貨「和同開珎」から、江戸、明治、そして現代までの貨幣（お金）の歴史を学ぶことができます。豊臣秀吉や徳川家康が造らせた大判金貨の実物や千両箱の重さを体感したり、明治時代に発行された様々な日本銀行券があって、こちらも楽しくとても勉強になります。
パンフレットも充実しています。
記番号1番の新札
貨幣博物館には、記番号が1番の新札「AA000001AA」の１万円札、５千円札、千円札が展示されています。残念ながら、撮影はできません。
日本銀行は、新札の発行あたって、広報の一環として、若い記番号の新札をお札と関係の深い公共団体等に贈呈しており、記番号1番のお札は全て貨幣博物館に贈呈されています。
こちらの写真は東京商工会議所の渋沢ミュージアムに展示されている記番号2番の1万円札です。写真撮影OKでした。
新1万円札の2番は東京商工会議所、3番はJR東日本、5番は渋沢栄一記念財団、6番は埼玉県深谷市にそれぞれ寄贈されています。（2024年7月3日、日本銀行発表資料より）
貨幣博物館の特別展、この夏、お勧めのイベントです。
特別展 新しい日本銀行券2024
入館無料
開催期間：2023年11月2日(木) 〜 2024年9月8日(日)
＊開館時間、休館日はホームページでご確認ください。
場所：貨幣博物館 中央区日本橋本石町1-3-1（日本銀行分館内）