ゆうちゃん

芸術の秋 アーティゾン美術館

急に冷え込んでくると人恋しくなり「ひとを描く」という表題に惹かれ、京橋の「アーティゾン美術館」を訪れました。

アーティゾン美術館

 

 芸術の秋 アーティゾン美術館

現在、3つの展覧会が同時開催されています。入館料を払えば、3つとも楽しめます。

 芸術の秋 アーティゾン美術館

まず6Fにあがると、「ジャム・セッション石橋財団コレクション×毛利悠子」。「ジャム・セッション」というのは2020年から毎年開催している財団のコレクションとアーティストとの共演で、今回は国際的なアートシーンで注目を集めている毛利悠子さんの作品との共演。本展のタイトルは「On physis」。「ピュシス」というのは「自然」あるいは「本性」と訳されるギリシャ語だそう。音や動きのある作品が多く、新たな知覚が開かれていく新鮮な感覚を楽しむことができとてもユニークでした。

5Fは「ひとを描く」。財団コレクションの人物画や肖像画や自画像を集めたもので、人物表現の豊かさを味わいながら人間の温かみを感じました。

4Fでは、財団コレクションから81点の作品が紹介されており、特集コーナー展示として、「マティスのアトリエ」と題しマティスの作品が多く展示されていました。新収蔵作品として初めて公開されたジョルジュ・スーラの「平底舟」や、マティスの「踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の背景」も見ることができました。

 

 芸術の秋 アーティゾン美術館

そして明るくポップな売店へ。素敵な来年のカレンダーも販売されていました。

 芸術の秋 アーティゾン美術館

開催は全て2025年2月9日まで。是非とも芸術の秋を京橋でお楽しみくださいませ。

 芸術の秋 アーティゾン美術館