若元春 若隆景 兄弟同時三役
11月の九州場所では、東小結 若元春関が10勝5敗、東前頭2枚目 若隆景関も10勝5敗と好成績でした。私は、新番付の発表がとても気になっていました。
日本相撲協会は12月23日、大相撲初場所(2025年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表しました。
先場所東前頭2枚目で10勝の若隆景が右膝の故障からの三役返り咲きとなる西小結になりました。
先場所東小結で10勝を挙げた兄の若元春も関脇に番付を上げ、23年夏場所以来10場所ぶり、兄弟同時三役が復活しました。
2025年の初場所、二人の活躍を期待しています。
頑張れ!! 若元春関、若隆景関、荒汐部屋
若隆景は長兄の若隆元、次兄の若元春とともに荒汐部屋に所属する「大波3兄弟」の末弟です。
しこ名は戦国大名の毛利元就三男の小早川隆景から付けられました。兄2人も隆景の2人の兄、毛利隆元と吉川元春からとっています。
「毛利3兄弟」の結束を例えた逸話として知られる三本の矢にちなみ、前荒汐親方(元小結大豊)が考えたもので3人で切磋琢磨してほしいという願いがこもっているそうです。