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「十思スクエア蔦重ギャラリー」5月1日 オ-プン!

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、皆さんご覧になっているかと思います。物語は吉原編が終わって5月から日本橋編へと突入します。蔦屋重三郎(蔦重)は日本橋の通油町に耕書堂を開き、ここ日本橋が活躍の舞台となります。
中央区では各所で「べらぼう」に関連したイベントや展示が予定されていますが、5月1日に「十思スクエア蔦重ギャラリー」がオ-プンしました。

蔦重が関わった浮世絵や黄表紙、吉原細見、狂歌絵本などが多数展示されています。

写真は会場内の様子です。歌麿や写楽の有名な作品の復刻版が壁に展示され、間近でじっくり見れます。また、黄表紙や吉原細見などの複製本がテーブルに並び、実際に手に取って中を見ることができます。
最近、吉原細見や黄表紙を展示する美術展や展示会が多数開催されていますが、複製とはいえ実施に手に取って中を見れる場所は少ないのではないでしょうか。

 「十思スクエア蔦重ギャラリー」5月1日 オ-プン!

会場は落ち着いた雰囲気で、中央にはラウンジがあり、座ってゆっくり休むこともできます。

 「十思スクエア蔦重ギャラリー」5月1日 オ-プン!

場所は小伝馬町の十思公園のとなり十思スクエアの2階です。
この場所には「べらぼう」に登場する平賀源内が捕らわれ最後の地となった伝馬町牢屋敷がありました。「べらぼう」ゆかりの地でもあります。

 「十思スクエア蔦重ギャラリー」5月1日 オ-プン!

伝馬町牢屋敷跡の他、近くには蔦重の耕書堂跡や、江戸屋、小津和紙、伊場仙、田源など江戸時代から続く老舗も多くあります。日本橋の「べらぼう」ゆかりの地を歩き「十思スクエア蔦重ギャラリー」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 「十思スクエア蔦重ギャラリー」5月1日 オ-プン!