1棟に見えて実は2棟!? ―解体間近の「TODA BUILDING」
2020年1月に「ブリヂストン美術館」改め「アーティゾン美術館」が再開予定の「ミュージアムタワー京橋」の隣に、横に長〜いビルがあります。
このビル、名前は「TODA BUILDING」で、戸田建設さんの本社などが入っています。
一見、一棟の長い建物に見えるのですが…
じつは、真ん中に切れ目があって、1961年竣工の旧館と、1966年竣工の新館に分かれています!
こちらが切れ目の様子です。
既存部分と一体的になるように全く同じデザインで増築されていることがわかります。
ちょっとマニアックな例を紹介してしまいましたが、よく歩く街でも、じっーと見たり、調べたりしないと気づかないことがたくさんあるものですね!
ちなみに、折角ご紹介したこの「TODA BUILDING」ですが、隣のミュージアムタワー京橋と一体になった「京橋彩区」の再開発事業のために建て替えられることになっており、この12月中旬から解体工事が始まる予定です。
解体前最後のイベントとして、今年の8月〜10月にはアートイベント「TOKYO 2021」も開催されていました。
解体されてしまう前の最後の機会に、隠れた切れ目をじっくり探してみてはいかがでしょうか!