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国登録有形文化財(建造物) 繭山龍泉堂店舗

「国登録有形文化財(建造物)」とは、文化財建造物を守り地域の資産として活かすため、50年を経過した歴史的建造物のうち一定の評価を得たものを文化財として登録する、平成8年にスタートした制度。 重要文化財に比べ、内装の変更や設備の更新などの規制は緩やか。 中央区にもいくつかの「国登録有形文化財(建造物)」があり「繭山龍泉堂店舗」もその一つです。 アートの街京橋にあり、大きなオフィスビルに囲まれています。

骨董美術を意識した意匠

骨董美術を意識した意匠 国登録有形文化財(建造物) 繭山龍泉堂店舗

通りに面した北面と東面は錆付きの由来石を額縁状に廻し、壁面を弁柄入黒漆喰で仕上げられているそう。ガラス戸の前にグリル戸が設けられエントランスを彩る。

 国登録有形文化財(建造物) 繭山龍泉堂店舗

設計は関西建築界の雄

設計は関西建築界の雄 国登録有形文化財(建造物) 繭山龍泉堂店舗

設計は関西建築を牽引した東畑謙三氏。中央区では他に、日本橋高島屋近くのギャラリー「壺中居」も氏の手による。