銀座の路地:「鳥ぎん」と「バー・ルパン」のある路地
今回の銀座の路地は、銀座5丁目、「鳥ぎん」と「バー・ルパン」のある路地をご紹介します。
銀座5丁目、晴海通りから並木通りに入り、進行方向左側「養清堂画廊」と「Cartier」の間に
路地の入り口があります。
路地を入り、少し歩くとすぐ左に「鳥ぎん本店」のサインが
現れます。
この店は、戦後間もない昭和26年にこの地で創業した焼き鳥
と釜飯の名店です。
紀州産備長炭を使用して一気に焼き上げる大ぶりな焼き鳥と、
注文を聞いてから炊きはじめる釜飯が評判です。
「鳥ぎん」の前で、右側みゆき通りからの路地と交差します。
この路地に入り、少し歩くと左に「 Lupin(ルパン)」の
大きな看板が目につきます。
ルパンは、昭和3年に開業、昭和の文豪たちに愛された老舗の
バー(地下1階)です。
永井荷風、川端康成、坂口安吾などの作家に加え、多くの
画家、俳優、写真家が常連となりました。
特に、太宰治がここのカウンター席であぐらをかく写真
(林忠彦撮影)は有名です。 名物のモスコーミュールは、
銅製のカップで提供(1200円税抜)されます。
ルパンの歴史、写真等については、下記HPご参照ください。