閉まっていても語ってます 浮世絵シャッター
「大好き!中央区」に行かれなくなり寂しい日々ですが、観光協会特派員ブログをゆっくり見られて、妄想の旅をしています。自分もアルバムの中に溜め込んだ写真の中、ご紹介できそうな物を探してみました。
日本橋を歩いていると、店が閉まっている時のお楽しみがあります。それは見事な浮世絵のシャッターが表れていて、江戸の街に思いを馳せることが出来ます。
橋のそばの一越さんのシャッターは川瀬巴水の「日本橋(夜明け)」です。
これは2007年から始まった「日本橋めぐりの会」が主催する「シャッタ―チャンスプロジェクトという街作りプロジェクトで、日本橋・京橋エリアの店舗のシャッターに歌川広重、葛飾北斎、歌川国芳などの浮世絵が、現代の絵師候補の芸大生や日本画家によって描かれています。
江戸時代の浮世絵の80%は日本橋の老舗や版元が制作したものといわれています。山桜の木一本の小さな版木から生まれた作品が、やがて海を越えて、モネやゴッホなど、西洋の画家たちに衝撃を与えた美意識を間近に眺められる日を楽しみに "Stay at Home"