『新参者』と人形町 10年を考察 ⑦
~ ロケ地 通りの風景 前編 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をモデストに取材します、rosemary sea です。
『「新参者」と人形町 10年を考察』シリーズ、ここより「新参者」シリーズ全体のロケ地 通りの風景 を2回に分けてご紹介させていただきます。
今回はその前篇としまして、人形町界隈の通り をご説明します。
それでは・・・
「人形町」交差点
上の2枚とも、この交差点の画像です。
右前方が金座通りに、右手前から左前方へ人形町通りが車線一方通行となっています。
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅の、出口すぐです。
TVドラマ「新参者」と映画「祈りの幕が下りる時」で刑事加賀恭一郎(阿部寛さん)が歩道を渡るシーンが撮られました。
最近は、上空をウミネコが鳴きながら飛んでいます。
「ミャー」という鳴き声に、驚かされることが多いこの頃です。
「甘酒横丁」交差点
左右が人形町通り、右手前が甘酒横丁です。
5月19日のこのシリーズ ⑥ 「書籍表紙に描かれている人形町」でもご紹介させていただきましたとおり、単行本「新参者」の表紙・裏表紙に描かれているままの構図です。
もちろんTVドラマ「新参者」でも撮影されているスポットです。
そしてこの撮影地点にあたる「玉英堂」さん横、ここも映画「祈りの幕が下りる時」のロケ地です。
2017年7月7日に撮影が行われました。
行列に並ぶ加賀恭一郎を撮りました。
人形町通り 「鳥近」さん前
鳥近(とりちか)さんは日本橋人形町1-18-6、人形町通りの老舗鶏肉専門店です。
玉子焼や焼き鳥などを販売されています。
鳥近さん前も映画「祈りの幕が下りる時」のロケ地でした。
2017年7月7日にロケが行われました。
人形町通り 大観音寺前
「おおがんのんじ」と読みます。
日本橋人形町1-18-9。
大柄な阿部寛さんが、ここを闊歩するシーン、TVドラマ「新参者」でも映画「祈りの幕が下りる時」でも、とても印象的でした。
映画「祈りの幕が下りる時」では2017年7月7日の撮影です。
人形町通り からくり櫓(町火消し)前
ここの歩道は、TVドラマ「新参者」でも、映画「祈りの幕が下りる時」でも、ロケが敢行されています。
10年前に完成したからくり櫓と、10年前にロケが行われた「新参者」、スタートが一緒でした。
映画「祈りの幕が下りる時」では2017年6月13日と7月7日のロケでした。
甘酒横丁 「鳥忠」さん前
鳥忠(とりただ)さんは日本橋人形町2-10-12、甘酒横丁に人形町駅側から入ったところの左、鶏肉と卵焼き・鶏生肉販売の老舗です。
『映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり 番外編』として、2018年1月26日に鳥忠さんをこのブログでご紹介させていただきました。
その際は小説「新参者」第6章「翻訳家の友」で、加賀恭一郎が日系人にお土産として卵焼きを持っていったという下り、その卵焼きがこちら鳥忠さんの卵焼きとのこと。
TVドラマ「新参者」の第1話冒頭シーンでも、鳥忠(とりただ)さん前が登場しました。
卵焼きを焼いているところをガラス越しに映したものです。
その後数度、この甘酒横丁の通りは画面に登場しました。
緑道公園
甘酒横丁と交差する「緑道公園」、このまっすぐ先には久松警察署があります。
鳥近さん前と同様、TVドラマ「新参者」の第1話冒頭シーンで、この緑道公園の「弁慶像」が映し出されました。
(弁慶像はこのシリーズの第1回、4月23日にご紹介しています。)
また、小説「新参者」の第4章「時計屋の犬」で、時計店の飼い犬「ドン吉」の散歩道として書かれています。
「人形町今半本店」さん前
ここは甘酒横丁と人形町駅の間、人形町通りはこちらの左手を平行に走っています。
人形町今半(いまはん)さんは日本橋人形町2-9-12、すき焼き・しゃぶしゃぶ料理のお店と精肉・惣菜のお店、老舗です。
映画「祈りの幕が下りる時」で、今半さん前のこの道路が映し出されました。
道路上での撮影でしたようです。
こちらも2017年7月7日撮影です。
日本橋人形町2-22付近の道路
映画「祈りの幕が下りる時」の撮影を2019年6月13日に行いました。
しかし本編では映っていないようです。
・・・次回は人形町から少し離れたところの「ロケ地 通りの風景」をご紹介します。