いのちゃん

【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」

みなさん、こんにちは。気づけば今年も食欲の秋真っ盛りですね。
今日はスーパーマーケットで見つけた“中央区の味”をご紹介します。
今回は甘いもの編です。

たまたま見つけた「玉五ぷりん」

先日、職場の近くのスーパーマーケット(※)で目にとまったのがこちらです。※中央区のお店ではありません。

 【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」

玉ひで 八代目山田耕之亮監修 玉五ぷりん

“元祖親子丼”で知られる玉ひでの八代目、山田耕之亮(やまだ・こうのすけ)さんが監修し、厳選した素材を使って完成させたという特別なプリン

 【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」

ひよこが並んだ和風のパッケージがかわいいです。

卵のおいしさにこだわったこのプリン玉ひでの夜のコース料理のデザートとして提供されている名物なのだそうです。私が購入したスーパーマーケットでは普段から販売しているわけではなく、その日は特設コーナーに置いてありました。出会いに感謝です。

 【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」

中はこのような感じです。

せっかくなのでお皿にあけてみました。こうすることでカラメルソースプリン全体にゆきわたり、最後までバランスよく味わうことができます。容器のまま召し上がる場合はカラメルソースは底にあります。終盤に濃ゆい部分があらわれますので、ソース配分にお気をつけください。

 【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」


それではさっそくいただきます。スプーンを入れた跡がくっきりと残るテクスチャーでありながら、口の中でほどけるような食感です。深いコクがあり、卵のゆたかな風味を感じました。カラメルソースもほろ苦さに加えて、しっかりとした甘さがあり濃厚です。「甘くなければスイーツじゃない」という方におすすめの一品です。

各種通販サイトでも取り扱いがあり、ギフトお取り寄せスイーツとして紹介されていました。贈り物にしたら中央区のブランドのPRになりますね。

中央区のPRといえば、今月から始まった中央区観光協会の新企画があります。

中央区推奨土産品 “Central Tokyo Premium Selection” 投票候補商品募集!

われらが中央区を代表する土産品を投票で決定! まずは候補となるアイテムを募集中です。どのようなラインナップになるのでしょうか。今からとても楽しみです。

創業宝暦十年(1760) 鳥料理 玉ひで 

日本橋人形町一丁目、毎日お昼どきに長い行列ができることで有名な玉ひで。甘めの味付けの親子丼が好きで、若かりし頃からよく足を運びました。特派員になってからは、260年もの歴史があることや、親子丼の元祖であるということをあらためて意識するようになりました。

 【中央区の味】 老舗のこだわりデザート「玉ひで 玉五ぷりん」

左:旧版  右:新版

おなじみの「中央区 はじめて物語マップ」には「すき焼きの原型“軍鶏鍋”から生まれた親子丼発祥の店」として掲載されています。

今年6月に日本橋界隈の古今の風物を題材とした特殊切手江戸-東京シリーズ 第1集が発売されたことも記憶に新しいです。玉ひでのお店と親子丼が切手になりました。イラストの中でもちゃんと行列ができています。

切手タイムズ Vol.02 2020年6月 ※日本郵便ホームページの切手特集です。
https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/times/2020_06/

その昔は日比谷線人形町駅A2出入口のすぐ横にガラス張りのスペースがあり、本物の軍鶏とご対面できるようになっていました。今ではそのときのことを覚えている人も少なくなり、冗談でしょうと言われてしまうこともあるのですが、中央区生まれの特派員・皐月の鯉の吹き流し氏によってこのブログでも伝えられていたので安心しました。

人形町コース_2 (2016年5月24日)
※一部の画像が表示されないことがありますが文章でご確認いただけます。


店舗情報

玉ひで|Tamahide
中央区日本橋人形町1-17-10
03-3668-7651

日比谷線・浅草線 人形町駅
半蔵門線 水天宮前駅

中央区にはおいしいものがいっぱい

今年は世界をとりまく環境が一変し、私の生活も外食をすることからしばらく遠ざかっていました。けれども、やっぱり“中央区の味”が恋しいです。社会は感染拡大防止と経済活動の両立に向けて動き出し、このほど新しい生活様式で食を愉しむ“Go To Eat キャンペーン”も始まりました。自分でもすこしずつ中央区内でのグルメ活動を再開していきたいと思います。