築地でモルドバ・ワインを買う
以前から気になっていた築地6丁目にあるモルドバ・ワインの専門店「MOLDOVA(モルドバ)」を訪ね、経営母体WINEX(ワインネックス)の代表者である本間勝人氏にお話を伺いました。
住所:〒104-0045 東京都中央区築地6-10-3
本間勝人氏とモルドバの関係の始まりは2004年。モルドバやウクライナの児童養護施設に対する個人的な支援活動だったそうです。2007年にはNPO法人「日本ウクライナ・モルドバ友好協会」を設立。支援活動を通じて知り合った当時のモルドバ共和国大統領ウラジミール・ボローニンから、日本でのモルドバ・ワインの普及を依頼され、輸入・販売を始めたとのことです。
本間勝人氏によると、3000年以上の歴史を誇るヨーロッパ古来のワイン生産地モルドバ(日本ではなじみが薄いのですが…)でも最近はステンレスタンクで主発酵だけでなくマロラクティック発酵、育成を行うワイナリーが増えているようです。その状況でもWINEX(ワインネックス)は、オーク樽のみで育成されたワインにこだわって仕入れています。
※上の写真は2013年5月にCRICOVA(クリコバ)にて撮影。
私自身は2013年にモルドバに行った際、モルドバで2番目に大きいワイナリーであるCRICOVA(クリコバ)を訪ねて何種類か試飲したことがあります。共通してタンニンや酸が穏やかで、優しい口当たりのワインでした。その際には、ちょっと珍しい赤のスパークリング・ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン100%)を購入。初めて飲んだ赤のスパークリング・ワインでしたが、発泡性ならではの軽快な飲み口でカベルネ・ソーヴィニヨンの味わいを素直に楽しめたと記憶しています。
今回はモルドバ最大のワイナリーMILESTII MICI(ミレスチ・ミーチ)の赤のスティル・ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン100%)を買って味わってみることにしました。