リボーン 常磐橋 !
先日、新聞に目を通していると、「常磐橋」の記事が目に入ってきた。
常盤橋の修復工事が終了したとのニュースだった。
そうか、あの東日本大震災より9年もたったのかと思い、早速足を運んでみることにした。
常盤橋界隈と言えば、日本中から注目を集めているところでもあります。
2024年からの新一万円札肖像に採用の決まった渋澤栄一さんの銅像があり、2027年に完成予定のトーチタワーの建設地でもあります。
また、すぐ近くの日本橋でも何年か先には真っ青な空を取り戻しているのかもしれませんね。
(渋澤栄一さんは第一国立銀行(兜町方面)を向いているのが確認できました。)
橋の修復工事は昨年秋に終わっているが、常盤橋公園を元に戻す必要があり、
仮囲いが取れていませんでした。しかし横からであれば橋全体を見渡すことができました。
まず、目に飛び込んできたのは親柱の大理石の白さです。
以前の常磐橋を見たことがある人は、皆さんそう思うのではないでしょうか?
私は率直に“明るくきれいになった”と感じました。
親柱は屋根らしき物も付いていて灯籠のような形をしており、和洋折衷スタイルにも見えてきます。鋳物製の手すりなどは浮世絵や写真を参考にして創建時のように再現したそうです。
二連石橋の真ん中には水切り石がきれいに再現されていました。因みに被災前の常磐橋の上流部分には水切り石は残っていなかったそうです。今回の修復工事で水切り石を取り戻
したそうです。また下の方には明治初期から残るオリジナル石材があり、その上に水切り石を載せ復元したそうです。
それから、常磐橋左岸下流(中央区側)には以前あったような船着場ではなく立派な
「日本橋川常盤橋災害船着場」も合わせてりリニューアルされていました。
そして、常磐橋の目の前には日本銀行本店本館が建ってます。
何かと話題満載の常盤橋界隈皆さんも是非、足を運んでみて下さい。
4月中旬には通行可能となるそうです‼