蛎殻町の松

心に太陽を ヤカンには水を 風呂にも水を(その2)

ちょうど1年前(2020年2月)、中央区で私たちが飲んでいる水はどこから来ているのか、に関する記事を書きました。あの頃はコロナ騒動の初めの頃でした.....
中央区で隅田川よりも西の区域は、主に、荒川から取水する朝霞浄水場から供給されています。昨年はその朝霞浄水場を訪問しました。荒川には、武蔵水路を通じて、利根川の水もたくさん導水されています。
中央区で隅田川よりも東の区域は、主に、江戸川から取水する金町浄水場から供給されています。今回はこちらに行ってきました。金町浄水場は、処理能力150万立方メートル/日で、東京都水道局の処理能力全体の1/5を占める、都で2番目に大きな浄水場です。京成金町線柴又駅と金町駅の間に位置するのですが、ものすごく広大な敷地で、延々とフェンスが続きます。住所も「葛飾区金町浄水場1」のように、一つのまちとなっています。
水を通じて、中央区は関東各地とつながっていますね。水は大切に使いましょう。