「橋」ではなく「はし」に固執する
川に架かる橋の橋名板(かな)は、発音が「・・・ばし」でも「・・・はし」と濁点がなく書かれているのが多いようです。
これは、定かではないようですが「・・・ばし」と発音が濁ることが、川が濁ることに通じるのを嫌ってとのこと
さてそこで、冒頭の両国橋 ( 中央区ものしり百科よると千住大橋についで古い ) を見てみると、当然「りょうこくはし」と思っていたのですが、「りようごくばし」と濁点が付いてます。
永代橋
清洲橋
勝鬨橋
また「京橋」は「きやうはし」と書かれて、濁点がないので
「りようごくばし」は
ちょっと奇異に感じました。
ところで、一石橋は
「いちこくはし」と書かれて、しかも昔風で右から
ところが、東京都の説明では「いっこくばしまいごしらせせきひょう」
英文の説明書きは「Ikkokubashi Maigoshirase Sekihyo」
と書かれています。
「中央区ものしり百科」では「いちこくばしまいごしらせせきひょう」です。
一方、中央区民文化財の説明板は「一石橋の親柱」「いちこくはし」と「るび」を振っています。
「一石橋迷子しらせ石標」と「一石橋の親柱」及び、説明版
ちなみに、この付近大工事が行われていて3月上旬までは、「一石橋迷子しらせ石標」など見ることができたのですが、今は囲われてしまいました。