『鮭とごはんの組み立て方』出版記念、突撃インタビュー
築地場外市場『鮭子』さんとは、、、
20代のバブル期、海外を飛び廻るフリーランスのライターだったのに、
築地場外市場に何となく買い物に来たはずが
「面白そう」「もっと知りたい」というジャーナリズム魂に火がついて
あれよあれよという間に鮭専門店の門戸を叩いてアルバイトを始め、
好奇心のまま成り行きで修業し30年。
現在、成り行きでお店を引き継ぎ、
天然鮭の専門店「昭和食品」の三代目社長として
激レアな人生を歩んでいる、佐藤友美子さんのことである。
通称の『鮭子』が有名過ぎるので
「今回、初めて本名を知ったわ」という方もいらっしゃるのでは?
そんな『鮭子』ねーさんとわたしは、彼是(かれこれ)10年来の
「飲みに行きますか。。。」「行きましょう」という間柄。
コロナ渦でなければ、ふらっと「昭和食品」に立ち寄ると
近くの飲食店にビールの出前を頼んで「まあまあ、飲んで行きなさいよ」となる。
その替わり、ご主人も留守で『鮭子』ねーさんがトイレに行くとなると
「ちょっと、店番してて」という事にもなる。
さてこの度、その『鮭子』ねーさんが、ライフワークとして作り続けていた
「鮭」+「旬の食材」のおにぎりが、3年目で100種を超えたのを機に、
SNSで発信してきたレシピを軸として、オールカラー、191頁、厚み1.8cmの
【鮭とごはんの組み立て方】という本になりました。
レシピのみならず、鮭の基本から文化まで網羅。これはもう、まるで『鮭辞典』です。
この本を作ろうと想ったきっかけ等は本書に詳しく書いてあるので
あざみ:「書いてないことで、話しておきたいことある?」と、雑なインタビューをしてみると
鮭子:「簡単に書けると想ったけど、複雑だった。。。
一生に一回あるかないかだから頑張ったけど、肩こりで死ぬんじゃないかと思いましたよ。
昔の築地は今より専門性あったからね、専門店の店主が結構、本を出してたんですよ」
あざみ:「銀鱗会の図書室にあるような?」
鮭子:「そう、だけど最近は、ブログ書いて満足して、本にしないのよね、もったいない。
だからね、残して置きたかったの。でも、じゃ誰のために残すの?ってことになるんだけど
きっとこれからの時代、鮭も穫れなくなる。鮭の知識を持った人がいなくなるからね。
それと、書いたことで、買い物に来た人に、より説明出来るようになったのね。
最近は、素人が店(飲食店)出すでしょ。解らずに来て、質問されるのよ。
だから、もっと鮭を知って欲しい。ってね」
あざみ:「インスタとか見てても、楽しんでやってる感が出てて、とっても良かったけど
こうして本になると壮観だね。バリエーションが豊富で、どこから開いても楽しめる」
鮭子:「素材は傍にあるから(市場だから)、組み合わせに困らないのよね。
旬の物をこっちから探さなくても、周りの店が出してくるでしょ。
入手簡単だから続けられた、ってのもある。
で、作るたび、繰り返しびっくりするのね。美味しくて。
こんなに繰り返し食べられる魚、ほかにないよねぇ」
あざみ:「酒と鮭のマリアージュの頁も、とりあわせが理に適ってて素晴らしいね。
パラパラとめくった人が、すぐにトライしてみたくなると想う」
鮭子:「お酒を楽しむきっかけになるといいよね。料理で世界をめぐるのはたのしいっ。
見て、みんな、店先でいろいろ喋っていくでしょう。
それが次のヒントになる。情報交換だよね」
鮭子ねーさんのレシピで作ってみた「鮭のアヒージョ」
あざみ:「こんなに豪華で、ベクトルがしっかりしている本、なかなか無いよね」
鮭子:「中堅の、主に趣味の本を作ってる出版社に企画を出して、デザイナーが来て骨格が出来て、
カメラマンが来て、編集者が来て、で、わたしと。
5つのコミュニケーションがうまく取れて、ぎゅっとまとまりました」
あざみ:「わたし買います!サインしてね!」
最後に、ご主人の佐藤さんへ
あざみ:「本、読んで、どうでした?」と問うと
佐藤さん:「読んでないっ、ぜんぶ食べて知ってるから」とのお答え。流石!
鮭子:「この方、確かにすべて、味わい尽くしております・・・」
『鮭とごはんの組み立て方』は定価、本体2200円+税 です。
店頭で立ち読みどうぞ。
お気に召したら、どうぞお求めください。
もれなくサインしてくださいますよ!