地図で旅する中央区
夏休みにもあまり出かけられないこの頃、中央区の中でも知らない所、歴史があり、地図や本を探してみることにしました。お邪魔したのは日本橋にある地図の専門店「ぶよお堂」さんです。以前、滅紫さんのブログでもご紹介されたお店です。
明治30年に創業した株式会社武揚堂の出版・書店販売部門を継承し、平成19年に設立された会社です。
書籍や地図カレンダー、道路地図、江戸時代「伊能図」の複製、古地図、輸入海外地図や国内外のガイドブック、山と高原地図、などなど、地図に関するあらゆるものが並んでいます。またオーダーメイドの地図や額装掛軸、パネル貼の制作もしてくれます。
あの日の日本橋
これは自社出版の地図本です。日本橋の成り立ちから発展して現在に至るまで、特に昭和25年から30年代を中心に、関東大震災や戦災からの復興の様子など,、貴重な写真や地図が載っています。写真を見ると、その時の状況が一目でわかり、文章と共に記録を残すことの大切さを改めて思います。このシリーズは他に「銀座」や「浅草」があります。
街歩きにもお勧め
図書館を利用する時にやっぱり行ってしまうのが街歩き本のコーナーです。そこから東京都を探して、さらに中央区を、、、見つかるのは大抵3,4冊です。(中央区の図書館にはたくさんあるのですが、船橋市在住だとお借り出来ず)「ぶよお堂」さんのこのコーナーには中央区の街歩き本もいっぱいです。
手に取ったのは「古地図で大江戸」おさんぽマップ(実業の日本社)
日本橋・・・商人町、 八重洲・数寄屋橋・・・奉行所、 小伝馬町・・・牢屋敷、 石川島・・・人足寄場、 両国橋・・・歓楽街
江戸の街の名残がわかりやすく説明されていて、地図を見ながらたどって見たくなります。
楽しい地図グッズ
子ども向けのコーナー、文具、ハンカチや巾着など楽しいグッズも。紙風船の地球儀や世界地図のパズル、地図記号のクリップ、一つずつ見ていたら、帰れなくなりそうでした。
不要になった地図もメモ用紙に。片面が地図、片面が白紙でB6の大きさに綴じられています。以前「アド街」で紹介された時から欲しかったメモ帳、今でも100円です。
地図を求めて、すっかり迷い込んでしまったひと時でした。皆さんも地図の宝島へ遊びにお出かけになりませんか
お店情報
株式会社ぶよお堂 日本橋売店
営業時間 10:00~19:00 (土・日 10:00~17:00)
休業日 平日の祝日、GW、お盆、年末年始
住 所 中央区日本橋3-8-16 ぶよおビルB2
(日本橋駅B1出口より徒歩1分)
電 話 03-3271-2410