遺構 旧晴海鉄道橋
遊歩道化に向けた工事が進んでいました。
旧晴海鉄道橋は、昭和32年(1957年)に貨物輸送を目的に臨港鉄道東京都専用線として豊洲~晴海間<晴海運河>に架設され、平成元年(1989年)まで使用された鉄道専用の橋です。
<2021年11月撮影>
「晴海橋梁」と親しまれているこの場所は、ウォーターフロントの開発が行われるなかでも、30年以上当時のままその姿を残していましたが、遊歩道として活用されることになっています。
整備内容とスケジュールは、
・令和3年2月~令和3年度:下部工耐震補強(晴海側)
・令和3年度~令和4年度:下部工耐震補強(豊洲側)
・令和5年度以降:上部工及び遊歩道整備
遺構は、その土地の特色を知ることができますね。この歴史的な価値を残しつつ、2025年頃にバリアフリーにも配慮した遊歩道が整備される予定です。
◆東京都港湾局
2021年(令和3年)4月、耐震補強工事を施した上で歴史的価値を残しながら遊歩道橋を整備し、春海橋公園の施設として管理運営されることが東京都港湾局より発表。