下町トム

広告は芸術だ!

「中央区観光情報センター」も入居している「京橋エドグラン」の地下1階には「タウンミュージアム」として身近なアート作品を楽しめるスペースがあります。

現在は北原照久さんのコレクションを集めた「広告博覧会」が開催中です。かつてはこんな広告もあったんだと思わず見入ってしまうような貴重な品ばかりが展示されています。

なかでも「福助人形」は日本の伝統的な意匠であると同時に、西洋的なユーモアも感じられる存在だと思うのですが、その様々な姿を見られるのも嬉しいです。
もともと「福助」にはモデルがいたと言われています。江戸時代に現在の大阪に生まれ、自身の不遇に落ち込むことなく活路を求めて江戸へ下り、ふとした縁から「福を招く」ともてはやされる存在になったといいます。やがて縁起物として人形が普及したようです。

ほかにもいろいろな興味深い展示物がありますので、是非ご覧ください。開設期間が10月22日に迫っています。ご興味のある方はお急ぎください。

 広告は芸術だ!