あすなろ

夜長 月見の季節

旧暦八月の「十五夜」、九月の「十三夜」、十月の「十日夜」を三月見と呼ばれます。今年は中秋の名月と満月の日が重なりましたね。<2022年9月10日撮影 豊海橋上>

季節柄、雨や曇りの日が多い時期にはよく月が見えないこともあり、すべての日の夜が晴れて、月を見ることができれば縁起のいいことだといわれています。

十五夜:新暦2022年は9月10日
十三夜:新暦2022年は10月8日
十日夜:新暦2022年は11月3日

十五夜は「中秋の名月」「芋名月」とも呼ばれ、月を鑑賞しながら秋の豊作を祈願、感謝する日本の伝統行事です。

十三夜は栗や枝豆を供えて収穫を祝うことから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。

十日夜は稲の収穫を祝ってついた餅などを供えて、来年の豊穣を祈願する日です。稲刈りがすべて終わり、田んぼの神さまが山に帰るといわれます。

  夜長 月見の季節

<2018年10月撮影>

浜離宮恩賜庭園では、今年の栗名月の期間に開園時間を特別延長し、観月イベントを開催される予定です。
※催しの詳細・お申込み方法については浜離宮恩賜庭園のWebサイトでご確認ください。

  夜長 月見の季節

<2018年10月撮影>

日本の文化や歴史に思いを馳せながら、お月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

浜離宮恩賜庭園
「~浜離宮でお月見散歩~将軍の御庭で栗名月を愛でる」