こだわり卵と出汁の玉子焼 ~ 築地 山長 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』にアクチュアリティーを求めて取材します、rosemary sea です。
築地場外市場の築地 山長(やまちょう)さん、年初に築地場外市場のガイドでお伺いさせていただきました、玉子焼のお店です。
築地 山長 2代目 松江研一会長(70)にお世話になりました。
山長さんは昭和24年の創業。
当初はここの場所でなく、お寿司屋さんに玉子焼を納めていたそうです。
玉子焼販売の店舗は最初、今のお店前の旧場内市場側の建物で始められ、今の案内所前の角地へは10年程前からとのこと。
外国からのお客様が圧倒的に多く、9割にも及ぶようになっています、とのこと。
築地場外市場ではどこも朝早くから活気があります。
山長さんでもお伺いした8時には、フル回転で玉子焼が焼かれています。
もちろんお客さんも、できたての玉子焼をご賞味いただいています。
築地の玉子焼のお店はどこも今「その場で食べることができる玉子焼」がヒットしています。
もちろん、山長さんでも「串玉(くしだま)」100円が大人気です。
※ 築地場外市場の区域は食べ歩き禁止となっております。
食する際は購入されたお店前がマナーです。
それではお品ラインナップのご紹介です。
上の段、左から・・・
帆立入り 1,000円
帆立入り(小) 380円
北海道産の帆立を蒸し上げ、ふんだんに入れてあります。
帆立の上品な旨みと甘みが濃い玉子焼。
お口いっぱいに広がる旨みをお楽しみください。
実山椒入り 850円
実山椒入り(小) 320円
伊吹名産の実山椒の佃煮を使用。
山椒の風味が程よく、ピリリとした大人の味。
浅利入り 1,000円
浅利入り(小) 380円
浅利を酒蒸しにして、煮汁とともに焼き上げてあります。
浅利の出汁がよく利いていて、自然な風味の1本です。
下の段、左から・・・
穴子入り 1,200円
穴子入り(小) 430円
穴子の姿煮を2本乗せ、更に中に刻み穴子をたっぷり加えてあります。
穴子の旨みが玉子焼の風味を引き立てます。
ねぎ入り 850円
ねぎ入り(小) 320円
細かく刻んだ深谷ねぎをふんだんに使用。
ねぎの風味と食感にこだわって作られています。
おろし醤油との相性抜群です。
玉子焼(スタンダード) 650円
創業以来変わらない味。
たっぷりの鰹出汁(かつおだし)と卵のコクを生かした、おすすめの逸品。
串玉を除けば、一番の売れ筋商品です。
なお、同じお値段で「甘さ控えめ」もございます。
上の段、中央左から・・・
海老入り 1,000円
海老入り(小) 380円
茹で上げた海老を使用。
どこを切っても海老づくし、海老のプリプリ食感が楽しめます。
すし玉 850円
太巻きの芯などに使われます。
下の段、玉子焼・甘さ控えめの隣りから・・・
蟹入り 1,250円
蟹入り(小) 450円
本ズワイガニの足の入った贅沢な一品。
蟹の風味とコクが満足感をもたらします。
味くらべ 820円
玉子焼・蟹入り・海老入り・穴子入りの4本の串がセットに。
ネーミングのとおり、味くらべができます。
海老おぼろ 700円
いわゆる「でんぶ」です。
温かいごはんの上にのせてパクリ、最高ですね。
ちらし寿司にも。
スタンダードな「玉子焼」の食リポです。
「入っている“だし”がすばらしくおいしい。甘さも程よく絶品です。」ロズマリ家族。
ちなみにこちらのお品はロズマリ家族のお気に入り。
ロズマリは「甘さ控えめ」の方(同じお値段)が好みです。
築地 山長
築地4-10-10
お店は築地場外市場の旧場内市場寄り
波除通り、案内所前の角
03-3248-6002(場外店舗)
営業時間 6:00~15:30
年中無休
築地 山長さんのホームページはこちら