鉄のオブジェでわくわくツアー
「酒と金工」でご紹介した月島の鍛金作家小畠泰明さんに区内で見られる作品を教わり各所で写真を撮らせていただきました。
中央区役所から月島まで約3kmのまち歩きになりますが、鉄のオブジェをめぐるコースをご案内します。
佃大橋を渡らずに「月島エリア」と「築地エリア」に分けてまち歩きすると、観光協会主催の「わくわくツアー」のように歩きやすい距離でまち歩きすることができます。
中央区役所の慈雲
中央区役所正面玄関(本庁舎内1階)を入ると右側に設置されています。作者の経歴などもご覧ください。
総合受付まごころステーションの皆様ご協力ありがとうございました。
ホテル京阪 築地銀座 グランデ の作品群
支配人に作品を紹介していただきました。今年は干支にちなんだ寅(虎)が置かれています。
ホテル2階レストランtomoruに向かう階段の途中にもオブジェがあります。
tomoruでごはんを食べて、つぎの作品を見に行きましょう。
聖ヨゼフ幼稚園のモニュメント
カトリック築地教会の主任司祭に『聖ヨゼフ幼稚園の思い出』から資料をいただきました。
表面には「葡萄の木」側面の「小鳥」や大理石の台座に込められた想いを感じつつ見て回ると、裏面には「毎日のお祈りの言葉」が刻まれていましたので記します。(助けての部分は文脈で読み取りました。)
神様 新しい朝をありがとうございます
今日も お友達をなかまはずれにしたり いじめたりしないように お守りください
がっかりしている人や 困っている人を 助けてあげられる 優しい心をあたえてください
父と子と 聖霊の御名によって アーメン
住吉神社の釘隠し
社紋の鷺(さぎ)があしらわれた釘隠しは、住吉神社の社殿改修(昭和59年)に携わった時に制作された金物のひとつで現在も各所にあります。
ミッドタワーグランド(月島)
立ち入りの許可をいただいて作品の近くで撮らせていただきました。
建物を回れば月島西仲商店街です。もんじゃ屋さんで鉄板を突いて一日を振り返ることもきっと楽しいでしょう。
鉄のオブジェをめぐるだけでは気付かないこともたくさんあり、あちこちで話を聞いて偶然な縁が繋がっていることばかり発見するまち歩きでした。