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「銀座百点」は日本初のタウン誌

 

 

 「銀座百点」は日本初のタウン誌

この表紙はクラフト・エヴィング商會の作です。銀座百点のHPに「表紙ギャラリー」があります。「銀座百点」創刊号から現在までの全表紙、その総数800点以上が掲載されています。著名な作家によるすばらしい表紙が見られます。創刊号から約15年間は、佐野繁次郎でした。その後は、秋山庄太郎、風間完、脇田和、小杉小二郎などが担当されています。題字は佐野繁次郎です。

http://www.hyakuten.or.jp/

佐野繁次郎の表紙

佐野繁次郎の表紙 「銀座百点」は日本初のタウン誌

私は『銀座百点』の佐野繁次郎が表紙を担当した創刊1955年から69年7月までの号が大好きです。一枚の小さな絵画といったほうがいいような趣。手書き文字で描かれた「銀座百点」や画家らしい筆の使い方...思わず額縁に入れたくなリます。この絵は「辰」左側が上になります。パリで日本人として初の個展をした時の図録の表紙です。

 「銀座百点」は日本初のタウン誌

この絵は現在鎌倉の神奈川県立近代美術館に所蔵され、時々、一般公開されています。この絵は「画家の肖像(死んだ画家)」です。右側が上になります。

「銀座百点」は1955年(昭和30年)に創刊

「銀座百点」は1955年(昭和30年)に創刊されました。日本初のタウン誌です。
創刊時のテーマは「銀座の香りを届ける冊子」。毎月様々な作家やアーティスト、街をつくる人びとなど幅広い寄稿者による銀座を誌面で紹介しています。有名人によるエッセイ、座談会は読み応え十分です。
 

 創刊号から久保田万太郎、吉屋信子、源氏鶏太ら著名なメンバーが執筆陣に加わり、その伝統は現在まで受け継がれています。

また、本誌の連載からは向田邦子「父の詫び状」、池波正太郎「銀座日記」、和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」などベストセラーがたくさん生まれています。

銀座百店会の会員店店頭にて配布

「銀座百点」は、銀座百店会の会員店店頭にて無料で配布しています。 会員店は、ホームページの「銀座百店会店名一覧」及び「銀座百店会マップ」でご確認ください。

 銀座百点は定期購読が可能です。 購読料は1年分(12ヵ月)で4,248円(送料・消費税込)です。  

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