Hanes

この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


こんにちは。Hanes(ハネス)です。
まだ残暑の厳しい日が続いておりますが、季節は徐々に果物狩りや紅葉狩りが楽しめる秋へと移り変わっています。
今後の連休を利用して、都内で秋らしい景色を楽しみたいという方はいらっしゃいますか?
そんな方におすすめしたいのが、中央区と交流のある檜原村です。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


東京スクエアガーデン内にある中央区立環境情報センターでは、「オータム森フェス」の一環として10月10日(月・祝)まで檜原村にある「中央区の森」紹介展が開催されています。
紹介展の入口では「中央区の森」キャラクターの「スギンチュ(杉の妖精)」が皆様をお出迎え。
中央区と檜原村の交流・関係をまとめたパネル展に加え、登山・ハイキングの計画に役立つ「中央区の森(数馬地区)」ガイドマップの配布も行われています。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


現在檜原村には、数馬地区(約37.4ha)、南郷地区(約4.9ha)、本宿地区(約4.6ha)、矢沢地区(約4.4ha)の4地区に「中央区の森」があり、森林保全活動が実施されています。
数馬地区では、間伐、下草刈り、植樹、炭焼きなどを行い、檜原村の村有林であるその他の地区では、針葉樹を伐採し広葉樹を植えることで、檜原村本来の自然豊かな森の復元を目指しています。

登山ルートの整備がされている数馬地区がよく知られていますが、今回の紹介展で最も気になったのはまだ歴史の浅い矢沢地区。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


こちらの地区で間伐した木で家具が作られ、それが今年12月4日にオープンする「本の森ちゅうおう」で使用される予定だといいます。
「中央区の森」「本の森ちゅうおう」と「森」つながりであるだけに、新施設はどのような雰囲気になるのか今からとても楽しみです。

一方で「中央区の森」の間伐材を使用したベンチやテーブルは、【遠足シリーズ第14弾】森だけじゃなかった!檜原村で見つけた「中央区」でご紹介した通り、バス停や公園など意外と身近なところに配され、街にあたたかなぬくもりを加えています。
さらには、おもちゃやノベルティにも姿を変えるなど、その用途は多種多様。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


そのような「中央区の森」の間伐材とふれあうことのできる「オータム森フェス」は、10月8日(土)~10日(月・祝)に中央区立環境情報センターで開催されます。

丸太切り体験(申込締切:10月1日)、「中央区の森」の間伐材を使った工作(申込締切:10月2日)、自由工作コーナー(申込不要)、竹紙ワークショップ(申込不要)などお子さまが楽しめる企画が充実!
中央区にいながらにして貴重な体験ができるこのフェスは見逃せませんね♪

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


また中央区では、中央区在住・在勤・在学(小学5年生以上)を対象に檜原村自然体験ツアー「中央区の森」炭焼きと作業道整備体験の参加者募集を行っています。(申込締切:10月9日(日)17時)
「中央区の森」で炭焼きと作業道整備を体験し、温泉(檜原温泉センター数馬の湯)に入って汗を流すことのできる魅力的なプログラムです。
中央区が費用の一部を負担しているため、参加費は昼食代込みで2500円!
まだ「中央区の森」を訪れたことのない中央区在住・在勤・在学の方々、この秋は檜原村で自然を満喫してみませんか?

番外編:「中央区の森」2度目の訪問

先日「中央区の森(数馬地区)」を再訪する機会がありました。
こちらには992mの大羽根山の登山ルートが整備されており、登山やハイキングにもぴったり。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


時間の都合上、今回は少しだけハイキング。
炭焼き小屋の先にあるホオノキのあたりまで行ってみました。(詳しくはガイドマップをご覧ください。)
次回訪問する際は樹名板を見ながら登山を楽しみ、大羽根山の頂上に立ってみたいものです!

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


一般的に登山ルート・登山道というと急だったり、足元が不安定で歩きづらかったりするイメージがあるかと思います。
しかし「中央区の森(数馬地区)」の登山ルートは足場がしっかりしており、嬉しいことに一部には手すりもついています。
一見登るのが大変そうに見えますが、一度登り始めてしまうと森に吸い込まれるかのように足が動くので不思議です。

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


都心から比較的近い森ということもあり、忙しい日常や都会の喧騒から離れ、心身をリセットするリトリートにもちょうど良いのではないでしょうか。

そういえば「中央区の森」の案内板で紹介されていた通り、ルート沿いには何輪かのヤマジノホトトギスが咲いていました。
さらには数種類のキノコやヤノウエアカゴケらしき苔も発見!

 この秋は森とふれあおう!「中央区の森」紹介展


長時間かけて登る高い山では登ること自体に必死になりがちですが、登りが約1時間の大羽根山であれば、道すがら目に入る野草などを楽しむ余裕もありそうです。
登山やハイキングに行かれる際は、注意事項などをガイドマップで予めご確認ください。


本記事の執筆にあたり、中央区役所および中央区立環境情報センターのご担当者様にご協力いただきました。改めて御礼申し上げます。 

ご紹介スポット情報

中央区立環境情報センター
住所:東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内
電話番号:03-6225-2433
開館時間:9時~21時
閉館日:年末年始
公式ウェブサイト:https://eic-chuo.jp/