東京ミッドタウン八重洲
オープン直前 3月8日 まだ静かです。
その話題の中の一つ「中央区立城東小学校」、公立小学校が高層ビル内に入るのは
これが初めてだそうです。
新校舎は、地上45階、高さ240メートルのビルの手前、中央通り寄りの低層階の1〜4階に
入居しているそうで、校庭は屋上に位置し開閉式の屋根が備えられ雨天時も利用できるそうです。
(中には入れませんので ウェブサイトの情報です)
1階の入り口です。
工事中は、兜町にある阪本小学校に同居していました。
城東小学校も歴史があり、旧校舎は復興小学校として東京駅八重洲口前に建てられたそうです。
さて、対比して注目したいのは、240メートルのビル ( 現在東京中央区で最も高い建物 ) の
一部に位置し、設備も超近代な城東小学校が中央区にある一方、前の外堀通りを銀座方面歩いて
僅か15分位の距離、銀座5丁目にある「中央区立泰明小学校」。
方やこの「中央区立泰明小学校」校舎は昭和4年(1929)建築 何と御年100歳近い!!
泰明小学校玄関。
校舎は1923年の関東大震災を教訓とした堅牢な作りで、空襲を免れ現在に至っています。
ここを卒業した著名人も多くいるようです。
プレートには、「建築年 昭和4年(1929)」と記されています。
玄関脇には、銀座の柳二世があります。
同じ中央区の聖路加国際病院そばの明石小学校は戦後米軍に接収されましたので、この泰明小学校も
接収する予定で空襲されなかったかもしれません。
(築地・明石町・銀座・日比谷あたりは戦災を免れたようです)
ちなみに、銀座和光ビルは同い年かなと思い調べると、関東大震災の影響で工事を中断したため
竣工は1932(昭和7)とのことで、ちょっと若いですね。