みなとっこ日記 湊っ子ちゃんの夏をさがして
夏をさがして・・・
湊っ子ちゃんは、麦わら帽子をかぶっておでかけです。
わぁ~!セミの声がきこえる!
今年はじめてのセミの声。
明石町河岸公園の並木道で、ちいさな夏をみつけました。
ユーカリノキ、こんなに大きく育ったんだね。
平成8年、オーストラリアサザランド市との姉妹都市提携5周年記念に、植樹されました。
木漏れ日がまぶしいね。
隅田川テラスも、夏色にキラキラ。
アオサギが、手すりのうえにとまってる!
いつもは人のそばにとまることなんてないのに、
暑くてぼうっとしちゃったのかな。
小学校の掲示板に、折り紙の風鈴とホオズキ。
涼し気だね!
道ゆく人もにっこり。
佃大橋を渡って、佃島へ。
大幟の柱が干されている!
こんなに長いんだね。
空高くあがるんだろうなぁ。
今年は、住吉神社の本祭り。
ふだん大幟の柱は、腐食防止のため、佃小橋のたもと、お堀の水のなかに眠っています。
寛政10年(1798)、幕府のお許しのもと建立された、由緒正しい柱です。
そのことを記した木札が、お堀のなかに立てられています。
先日、掘り起こしの作業があったのですね。
こうして長いあいだ、水のなかに埋まっていた大幟の柱は、まずは太陽に干されるのです。
わぁ、まだ湿っている!
触ってみると、すぅっと、木のいい匂い。
お祭りに向けて、みんなが動きだしている。
夏の陽ざしをめいっぱいうけて、
佃島は大きく伸びをしているよう。
隅田川畔に、庭が造られて、よしず張りの小屋ができていました。
ここには、佃島最古の獅子頭、龍虎と黒駒が安置されます。
町会の名前のはいったプランターに、ひまわりが咲いている。
湊のまちで、中央区のあちこちで、
夏色がキラリ、光っています。
中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第189号 令和5年7月22日