銀造

国立映画アーカイブ 逝ける映画人を偲んで

  東京スクエアガーデンの交差点から程近い「国立アーカイブ」は、国立近代美術館のフィルム事業から始まり、一般には親しみを込めて、”フィルムセンター”と呼ばれていました。 

 中央エフエムさんのHello Radio City というブログ記事を拝見して、行ってみたくなりました。

懐かしい昭和の映画が 続々と

懐かしい昭和の映画が 続々と 国立映画アーカイブ 逝ける映画人を偲んで

 私が鑑賞したのは、「東海道四谷怪談」1959年の作品で、憧れの大スター天地茂さんが憎たらしい「伊右衛門」を演じていました。 原作は鶴屋南北です。 お岩さんは、本当は良い妻で夫とは仲睦まじく、貧しい家計を内職をして支えていて、とても評判の良い女性でした。 それが約180年後に、お岩さんの評判を聞いて、鶴屋南北が面白おかしく本を書き、歌舞伎に仕立てたのです。

 東京都教育委員会による、四谷の田宮稲荷神社の御由緒の説明は、

「田宮稲荷神社は、於岩稲荷と呼ばれ四谷左門町の御先手組同心田宮家の邸内にあった社です。

初代田宮又坐衛門の娘お岩(寛永13年没)が信仰し、養子伊右衛門とともに家業を再興したことから、「お岩さんの稲荷」として次第に信仰を集めたようです。 鶴屋南北の戯曲「東海道四谷怪談」が文政8年(1825)に初演されると更に多くの信仰を集める様になります。

 戯曲は実在の人物からは二百年後の作品で、お岩夫婦も怪談話とは大きく異なり、円満でした。

稲荷社は、明治12年(1879)に火事で焼失し、その際、初代市川左団次の勧めで中央区新川に移転しました。 しかし、その後も田宮家の住居として管理されており、昭和6年(1931)に指定されました。 戦後、昭和27年(1952)に四谷の旧知にも神社を再建し、現在に至っています。  平成24年3月 建設 東京都教育委員会」

 

銀座の恋の物語 ポスターをご覧になりたい方は公式HPを~

 今回は、残念ながら「銀座の恋の物語」は鑑賞することが出来ませんでしたが、国立映画アーカイブのスタッフさんからポスターの写真撮影の許可を得たので、石原裕次郎さんと浅丘ルリ子さん主演のポスターを掲載させて頂きます。 無修正・反射光あり。

 と、ここまで書いて、ふと肖像権とか著作権を侵害する虞れはないのかと心配になりました

恐れ入りますが、素敵なポスターをご覧になりたい方は、「銀座の恋の物語」をクリックして下さい。

 

二人の銀座

 ザ・ベンチャーズの演奏に乗って、待ち合わせ、軽やかに手をつないで歩く二人。

三愛ビルと森永の広告塔を背に、和光か銀座三越の辺りでの待ち合わせでしょう。

山内賢さんと和泉雅子さん主演の「二人の銀座」です。

私の脳内は、いつもこのメロディが流れています。

待ち合わせて歩き銀座、灯ともしころ 恋の銀座 僕と君が 映るウインドゥ 肩をよせて 指をからませ 二人の銀座~

これも、映画のポスターをご覧になりたい方は、「二人の銀座」をクリックして下さい。