ようじに用事があるんです!?
高級黒文字楊枝 日本橋「さるや」の楊枝

こんにちは。マダムはるみです。
本日は江戸時代から続く「楊枝」の老舗、日本橋「さるや」さんをご紹介します。
〝たかが楊枝というなかれ。真の楊枝は名人芸〟こう「さるや」パンプレットにある通り、黒文字楊枝はその清涼感のある香りを弾力性があることが特徴で、上生菓子などを頂いたときの鼻から抜ける香りはお菓子を一層ひきたてます(^^♪
そもそも楊枝は江戸時代は歯ブラシとしても使われており、「房楊枝」とよばれていました。
この生活必需品を売るお店は当時沢山あったようで、文化年間には 浅草に250軒ほどの楊枝屋さんがあったそうです。
明和の三美人の一人の「柳屋お藤」。この柳屋も浅草にあった楊枝屋さん。
美人の看板娘さんのいるお店はさぞかし賑わったのでしょうね。
日本唯一の楊枝専門店

そんな沢山あった楊枝屋さんも、令和の今やここ「さるや」さんが日本唯一。
貴重な存在です。
もちろん江戸時代(宝永元年)創業。
専門店だけあり、店内には素敵な箱にはいった楊枝が沢山!
桐箱に「金千両」と墨で書かれた『千両箱黒文字』は、日本包装展で銀賞も受賞しているそうです。
箱に名入れなどもでき、お土産、プレゼントに最適なのです。
干支の模様の桐箱が私のお気に入り

毎年年末になると干支柄の桐箱入りの黒文字が発売されます。
なんといってもこれが私のお気に入り。
写真がイノシシ。今年(平成31年、令和元年)の干支柄です。
一本ずつに辻占も巻いてあり、楽しみがもうひとつ。
おめでたいし素敵なお品なので、毎年お年賀などにされる方も多く、毎年年末には売り切れていることも。
日本橋にいらした際には是非、皆様もお土産にお手にとられてみてくださいね。
☆黒文字楊枝 日本橋さるや
中央区日本橋室町1-12-5 営業時間10:00~18:00 定休日 日曜・祝日