2025年 あけましておめでとうございます!
~京橋エドグラン新春イベント~
「獅子舞、安来節、書道パフォーマンス、
和楽器バンドで新春を感じる」の巻
こんにちは「たけちゃん」です。特派員となって3度目の正月を迎えています。お正月の恒例行事になってきましたが、今年も1月3日は京橋エドグランに出かけてきました。午後1時過ぎに到着すると、京橋エドグラン前は人、人、人。箱根駅伝復路のコースとなっている中央通りは人で埋め尽くされています。ゴールを目前に控えたランナーたちが目の前を通過するたびに本当に風が生まれます。同時に拍手と歓声が起こります。どの選手も一生懸命!観ていて気持ちがいいお正月の風景です。
選手たちの快走で心が満タンになった後は、午後2時から獅子舞が始まります。獅子舞に続き、安来節、書道パフォーマンス、和楽器バンドと毎年恒例の盛りだくさんのメニューを今年も多いに楽しみました。
ひとつずつ振り返っていきましょう。
「相模里神楽 垣澤社中」の獅子舞は生きている!
「相模里神楽 垣澤社中」さんは神奈川県厚木市にて伝統を継承している数少ない家元世襲制の神楽社中です。獅子舞が本当に生きているかのように舞う姿は感動モノでした!獅子舞はなぜ縁起がいいのか?ご祝儀をいただくと獅子舞は「噛みつきます」。” 嚙みつく” が” 神憑く” の語呂が似ているので縁起が良いとされています。私もご祝儀を包み、” 神憑いて” もらいました。これで今年も一年縁起がいいはず!
安来節日本一! 立川平林(たてかわ ひらりん)師匠の世界観
安来市無形民俗文化財にも指定されている安来節。その日本一に輝く立川平林(たてかわ ひらりん)師匠の安来節。毎年拝見させていただきますが、腰の入れ方が半端なく、もう本当に感動しちゃいます。一切声を発しないで、振り付けと顔の表情だけで物語を創っていく様子はさすが日本一!
楽書家「今泉岐葉」さんの”ニョロっと”書道パフォーマンス
言葉のイメージに合わせて筆文字を表現する、伝統書道とアートをプラスした書道。又、その遊び心で書を楽しむスタイルを総称して、「楽書」と名付けた今泉岐葉さん。「楽書家」は今泉岐葉さんの商標登録だそうです。今年は「豊楽」という言葉を”へびっぽく”ニョロっと描いてくれました。「豊楽」とは「実り豊かで皆が楽しんでいる」という言葉です。今年はそんな一年になるといいですねぇ!
最後は和楽器名人トリオによる最高のパフォーマンス!
お琴は安嶋三保子さん。生田流箏曲(箏・三絃)演奏家。東京藝術大学邦楽科卒業、大学院修了。「伝統芸能プロジェクトチーム TRAD JAPAN」に所属。「賢順記念くるめ箏曲祭全国箏曲コンクール」はじめ、数々のコンクールで受賞歴を持つすごい方。わたしは「春の海」のフルバージョンを生で聴いたのは初めてかもしれません。素晴らしいの一言!改めて琴の音色の美しさを感じることができました。
太鼓はシンゴさん。2011年にプロの太鼓奏者になり太鼓によるアンサンブルのみならず、ポップスやジャズ、クラシックなどあらゆるジャンルを太鼓で演奏する。身長188cm。時としてハードロックのようなダイナミックな演奏に魅了されまくりです。シンゴさんが大きな太鼓を叩くと会場中に振動が響きます。
篠笛は岸田晃司さん。独奏篠笛を狩野嘉宏氏に、能管を一噌幸弘氏に師事。祭囃子を受け継ぐ農家に生まれ、幼少の頃から培われたお囃子の技と音色を最大限に活かしながら、様々なジャンルで表現することを得意とされています。今年は農業にさらに力を入れて演奏は少し減らしていくとのことですが、お正月とお盆にはエドグランには必ず来てくれると約束してくれました。