下町 日本橋七福神詣
謹んで新年のお喜びを申しあげます。1月7日までに恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人の幸福を招くとされる七柱の神を巡礼して開運招福を祈願する七福神めぐりは、江戸時代に広まりました。
当初は、必ずしも巡礼ルートや七か所の寺社の構成は定まっておらず、個人がそれぞれに七神を選んでめぐっていました。
浮世絵にも宝船に乗った七福神が描かれ、
正月には初詣を兼ねての七福神詣が庶民の間で盛んに行われていたことが確認できます。
日本橋七福神めぐりは、中央区日本橋にある神社8社から構成されます。
昭和25年頃に有馬頼寧の発案で始まり、一時中断され、昭和51年に再興されました。(江戸東京札所事典)
全長は約4kmほどで、日本でいちばん巡拝が短時間でできる七福神めぐりと言われています。
初詣をかねて下町情緒あふれる風景を楽しみながらまわられてはいかがでしょう。