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2020新春 鏡開き・餅入り汁粉振る舞い

 2020新春 鏡開き・餅入り汁粉振る舞い

 1月10日14:00より、日本橋榮太樓總本舗にて新春恒例の「鏡開き」が開催され、先着500名に餅入り汁粉が振る舞われました。今年は11日が週末に当たる為、平日金曜日に1日繰り上げての実施です。店頭では、東京都指定無形民俗文化財で、400年の歴史を有するとされる、獅子舞と曲芸を中心とした大衆芸能「江戸太神楽」の囃子の音が、丸一仙翁社中の皆さんにより奏でられています。また特売品のセールも開催され、多くの来店客で賑わいを見せています。

鏡開きとは、正月飾りとして神棚や床の間にお供えしていた鏡餅を下げて、神仏に感謝し、無病息災を願い、雑煮か汁粉にして食する年中行事。鏡餅は、昔、武家が切るという言葉を忌んだことから、小槌か手で割るとされ、これを「開く」とめでたく表現します。 小豆の汁粉にするのも、古来の赤米を偲んでのことと伝え聞きます。寒空の下、身も心もほっこり温まるおもてなしです。