俺のツーリズム
それにしましても、特に目的もなくブラぶら歩く、というのが好き。
目的を持たないのが大切なのであり、これが「不要不急」の外出と言えるかどうか微妙。
「目的もなく歩く」というのが、切実で重要な目的なの。
何も考えずにブラブラしてんじゃないよ!と(チコちゃんに)言われそうな気は、する。
ちなみに、何も考えずに歩いていると、あら不思議!
時々、素敵なことが、思い浮かびます。ひらめき。
今、俺は、何も考えていないんだ! という風に考えていても、
実は「何も考えていない」ということを、考えている。
何やら、モヤもやした思いが・・・。
このブログも、そういうライブ感覚で、何も考えず、
ぶっつけ本番的に書かれることが多い。
プライベート・プチツアー@京橋エドグラン
先月末実施していた期間限定スペシャル企画として「プチ・プライベートまち歩き」という企画に、何も考えずに「オモシロそう〜」と手を上げたら即採用され、初日の一発目にアサインされてしまったので行ってきた。(現在は、コロナウィルス感染拡大防止のため中止されています。)
このプチツアー参加希望者は、京橋のエドグランに当日イキナリ来て、
「どこか面白いとこ案内して〜」と、無料で申し込みできます。
(*ガイドが在籍の場合)
まさしくライブ感覚あふれるぶっつけ本番ツアー。
もちろんお客さんが目的地やコースを希望することも可能。
インバウンド対応の、現場でコースがお客さんのリクエストで決まるという画期的プランなだけに、ちょっとハードルが高そうだけど・・・
俺なんか、いつもぶっつけ本番だよ。
お客さんから「そんなコトも知らないでよくガイドやってるよな?」と突っ込みが来るのは覚悟している。
絶対に秘密ですが、実際によく言われまくっているワケなんだが、いくら勉強しても、知識を詰め込んでも、常に「未知との遭遇」はやってくる。
それは避けて通れない道(いや、シャレでなくてネ)なワケで、想定外を素直に受け止め、お客さんに寄り添うスタンスで対応できればいいぐらいに考えている。
もっとも、手を抜くとか、お気楽にやるとかいう意味ではなく、出来る範囲内でベストを尽くし、準備はしておくんだけれども。
未知の項目が相手側から出てきた場合、決まり文句の一つに「それは勉強不足で存じませんでした!」というのがあるけれど、俺のネタ本は、中央区観光検定のテキストにもなっている「ものしり百科」なので、
「それはもの知り百科にも載ってませんでした!もっと詳しく教えて下さ〜い」とお客さんに振る。
もちろん、相手もよく知らない項目なら、「イイ質問ですね!次回までに調べておきます!」とかナントカ言って、次回がいつかは永久に秘密にしておいてお茶を濁しておければよろしいのではないでしょうか。
接客言葉の「さ・し・す・せ・そ」というのがあります。
さすがですね〜
知りませんでした〜
すばらしいです〜
せンスありますね〜! *または:せっかくですから(教えて下さい)
そうなんですか〜?
*諸説あります。
この中で、俺が一番よく使うのが「知らなかった〜」です〜(>_<)
(絶対に秘密だが)本当は知っていても、使ったりする。
上から目線でなく相手目線で見つめることが、知らない「未知」も、出会いという楽しい「道」に繋がる。
これが一期一会の旅物語だべや。
机の上やネットから仕込んだ知識よりも、生きいきとした現場で、ライブ感覚で得た粋のいい思い出が、煌めくお宝になる。
どんな人が来るのかわからないというワクワク感と、今回に関しては、
誰も来ないかもしれない、
という不安のカオス。
何をどれだけ準備していても、どうしようもない。
何も考えないほうが上手くいく。
(とか言いつつ、何かしらは考えてしまうんだけれども)
ブルース・リーも言っている。
Don't think. Feel ! (考えるな。感じろ!)
流れに身をまかせる。
なるようにしかならない。
やるしかない。
そういうライブ感覚が好きなんだ。
これが「俺のツーリズム」の基本コンセプトなのですが、何かモンダイありましたでしょうか?
*この「プチプライベートまち歩き」は5月6日まで予定されておりましたが、4月1日以降は中止となりました。
【みんなが読んでるデ・ニーロ特派員の過去記事】
↓ ↓ ↓ ↓
【追記】
*この企画は、3月20日から5月6日まで毎日予定されておりましたが、中止のご連絡を頂きました。
想定内ではありましたが、厳しい状況の中でも、やる気満々だったので、残念です(>_<)
プライベートまち歩きを楽しみにされていた皆様には誠に恐れ入りますが、ご理解をお願い申し上げます。
皆様にあられましては、どうかご自愛の上、健やかにお過ごしください。
またいつの日か、お目にかかれることを願っております(>_<)