『新参者』と人形町 10年を考察 ③
~ からくり櫓 (江戸落語) 後編 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をコントロールして取材します、rosemary sea です。
「『新参者』と人形町 10年を考察」シリーズ、前回の「からくり櫓 (江戸落語) 前編」に引き続き、今回はその後編です。
前編では「江戸落語」自体について詳しく述べさせていただきましたが、今回は同じ櫓の、その他の絵や人形についてご紹介します。
それでは、・・・
この画像は、水天宮側からのアングルです。
絵は左から、
○ 浮世絵師
○ 寿司屋
○ 反物店
の店先風景・仕事の様子のようです。
こちらはその反対側、堀留町側から見た櫓。
絵は左から、
○ 魚屋
○ 大工
○ 芸者
の仕事風景・往来の様子でしょうか?
正時になると、絵のとおり、
○ 魚屋の絵からは魚屋の人形
○ 大工の絵からは大工の人形
○ 芸者の絵からは芸者人形2体
が、絵の反転で現れました。
水天宮側は時間差で、まず中央の寿司屋の絵から、町人の男女が現れつつあります。
残りの絵も反転し、・・・
人形がそれぞれ現れ始めました。
左からはお城の前のお侍さん、右からは丁稚小僧さんと飛脚でしょうか?
ちょうちんも明かりがついたようです。
また戻って、堀留町側です。
江戸の町民の暮らしや町風景が、人形によって覗い知れますね。
約2分間の江戸町並風景人形絵巻、この間、前編でご紹介しました「江戸落語」が流れています。
人形町のシンボル時計台、からくり櫓の1基、江戸落語。
11時から19時の正時に2分間、この櫓の前でご覧になってください。
このシリーズ、次回はもうひとつのからくり櫓、「町火消し」のご紹介に移ります。
からくり櫓 江戸落語
日本橋人形町2-1-3先