未曾有の事態の今、築地本願寺の歴史から学べること
皆さん、初めまして!2020年度から特派員に就任しました「和吉(わきち)」と申します。これからこちらのブログを通じて中央区の魅力や明るい情報を発信していきますのでよろしくお願いします。僕のプロフィールやSNS情報は僕のプロフィールページをご確認ください。
初投稿となる今回のテーマは「築地本願寺の歴史から学べること」。
築地本願寺は、江戸時代初期、京都にある浄土真宗本願寺派本山である西本願寺の別院として、日本橋横山町エリアに建てられました。その後「明暦の大火」という大火事によって焼失したため、佃島(現在の中央区佃エリア)の人々が中心となって埋め立てた土地である築地に再建されました。しかしまたしても関東大震災によって焼失してしまいます。その後古代インド様式の建築で再建され、日本のお寺らしくない特徴的な外観で現在に至っています。2014年には本堂などが国の重要文化財に指定されました!
このように、築地本願寺の歴史は、火災・震災などの災難との戦いの歴史でもあります。どんな災難が起きても、築地本願寺は地域住民など多くの関係者の協力によってその都度たくましく復興・発展を遂げてきました。そして現在、新型コロナウイルスの影響で人々の訪問やイベント開催が難しくなっていますが、法話のWEB配信の実施などできることを通じて人々に心の安らぎを届ける取り組みを実施されています!
現在、世界各地での新型コロナウイルスパンデミックという未曾有の事態となっていますが、築地本願寺が災難を乗り越えてきたように、1人1人ができることをする・困っている時は人に頼る・お互いに頼り合うことでこの事態を乗り越えていけると信じています。この事態を乗り越え、早く築地本願寺を始め中央区のいろんな場所に笑顔で足を運びたいですね!