銀造

三原橋 造園工事 公園と椅子整備

 現在、三原橋という名前は「三原橋交番」、「三原橋交差点」として残っているぐらいです。

 歩いてわかる中央区ものしり百科によると、(昔、三十間堀という堀がありました。)

「京橋川から汐留川にいたる堀川で、慶長17年(1612)に開削されました。 堀の幅が三十間(約55m)あったことからこの名がついた。 文政11年(1828)に掘割が十九間に狭められ、昭和27年(1952)には埋め立てられた。 跡地には説明版が設置されている(銀座8-13先)』とあります。」

この三十間堀に架かっていた橋の一つが三原橋で、現在は晴海通りの「三原橋交番」、「三原橋交差点」として、名前が残っています。 三十間堀を埋め立てた時に、三原橋地下街ができました。 そこには、大人の男性が喜びそうな映画館「銀座シネパトス1,2,3」と飲食店がありました。

 三原橋地下街は、2013年3月末で閉鎖になりました。 地上にあったレコード店や飲食店も退去して、長い間工事をしていますが、地上の計画図が見えてきました。 晴海通りの両側に花を植えて公園にするとのことです。 庇(ひさし)を設置してちょっと腰を掛けるベンチを置き、半月上のお花畑に沿って石の椅子(写真のビニールのかかっている部分)が設置されるとのことです。 この工事は7月20日までかかるとの掲示ですが、遅れても8月には完成するようです。 通行の方も、ちょっと座って一息入れるのに親切だと思いました。

 

銀座5丁目側 

銀座5丁目側  三原橋 造園工事 公園と椅子整備

反対側は、銀座5丁目のミレニアム・三井ガーデンホテルの前です。 庇ができ、雨風をしのぎ、ちょっと休憩出来たら嬉しいですね。