蛎殻町の松

常盤橋が土木学会選奨土木遺産に選ばれました!

公益社団法人土木学会が選定する「令和2年度選奨土木遺産」の一つとして、千代田区大手町2丁目~中央区日本橋本石町1丁目で日本橋川に架かる常盤橋が選定されました。竣工年は1926(大正15)年です。土木学会選奨土木遺産については、以前執筆したこちらの記事をご覧ください。
中央区内の「土木学会選奨土木遺産」
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=1604

「常盤橋は、関東大震災後に架設され、日本近代橋梁史、特に東京中小河川におけるデザイン思想に重要な役割を果たしている二連アーチの橋である。」と評価されました。

令和2年度選奨土木遺産「常盤橋」
https://www.jsce.or.jp/contents/isan/files/2020_12.shtml

ちなみに、この一つ上流の橋は、現存する東京最古の石橋である常磐橋です。東日本大震災の影響からの復旧工事は、ほぼ終盤にさしかかっているように見えました。