名水白木屋の井戸 遺跡はコレド日本橋敷地内に移設されました
日本橋1丁目地区の再開発により、お隣のコレド日本橋の敷地内に移設されました。
漱石名作の舞台の説明碑も移設されて方を並べています。
こうやって歴史を大切になさることに深く敬意を表します。
名水白木屋の井戸とは、
白木屋二代目当主の大村彦太郎が掘りあてたとされる名水の井戸跡。
詳細は文化財を鑑賞する・都指定重要文化財に書かれています。
平成26年10月1日発行の「歩いてわかる中央区ものしり百科」では、P21、132に書かれています。
『江戸初期に埋め立てられた日本橋付近は、良水の確保に苦しんでいた。 そこで、正徳元年(1711)、呉服商を営んでいた白木屋二代目当主の大村彦太郎は、私財を投じて井戸掘りに着手した。
翌年には、将軍家や諸大名に献上するほどの清水が湧き出した。付近の住民にも使われたこの水の評判は江戸中に知れ渡り、「白木名水」とうたわれた。 その後、名水は消失したが、東京都指定文化財(旧跡)として、COREDO日本橋アネックス広場に石碑が立っている。」⇒これが今回、道一本隔てたコレド日本橋敷地内に移設されました。