人形町界隈の「布のお店」シリーズ、今回は「テーブルクロス」
~ テーブルレシピ ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をプロデュースして取材します、rosemary sea です。
人形町界隈の「布のお店」シリーズ、今回で4回目となります。
① 3月17日 ハンカチーフ専門店
CLASSICS the Small Luxury (クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ)さん
② 3月19日 風呂敷専門店
唐草屋さん
③ 4月15日・17日 手ぬぐい
戸田屋商店さん
そして今回はテーブルクロス、TABLE RECIPE(テーブルレシピ)さんです。
ブルーミング中西株式会社 テーブルレシピオンラインショップ 店長の峰村聡子(みねむら そうこ)さんにお世話になりました。
テーブルレシピさんは、第1回のCLASSICS the Small Luxury さんと同じく、創業140年の老舗卸売業を営むブルーミング中西株式会社さんが運営されています。
ブルーミング中西株式会社さんは、最初は婦人雑貨などを扱い、その中からハンカチーフに特化されました。
戦後にホテルリネンを扱うようになった際、テーブルクロスも取扱品目となったそうです。
百貨店向けに卸売りをされていましたが、百貨店の家庭用品売り場が縮小されていく中で、テーブルクロスなどのオンラインショップを2003年に立ち上げられ、更に2017年にこちら「TABLE RECIPE」さんの店舗オープンとなったそうです。
さて、ここからは峰村さんのコメントを中心に、お品やディスプレイをご紹介します。
お値段は税抜価格でご紹介します。
『』内は峰村さんのコメントです。
それでは・・・
『テーブルレシピの店舗は、テーブルレシピオンラインショップが核となっています。
オンラインショップのサイトの中で会員登録の箇所があります。
全国に1万人以上の会員様がいらっしゃいます。
そこで、テーブルクロスなどを実際に触ったり、見たりできる場所として店舗を構えました。』
『テーブルクロスって、なかなかメジャーなものではないので、ある程度好きな方であったり、海外での生活経験のある方だったりとかが中心です。
私どもとしましては、一般のご家庭でもテーブルクロスを使っていただきたいという気持ちで作っていると言いますか、気軽にぜひ使っていただきたいと思っています。』
『テーブルに何もない状態と、布を敷いたとは、雰囲気が変わりますので、そこを体験してもらえるようにと願っています。』
『最初は(少し先の)ビルの7階で営業していました。商品だけを並べて、販売はしておりませんでした。
見ていただくスタイルで。
本社ビルを建て替えることになった時に、ここにお店を構えられるようになりました。』
『少し絞りましたが、1,000点以上のアイテムがあります。』
『テーブルクロスって意外と何を選んで良いか難しいですね。何色が合うだろうか、とか。
それで、お客様に自分で生地を持って帰ってもらうサービスもしているんです。
オンラインショップでも生地サンプルを「サンプル送付サービス」としてお送りしているんです。』
・・・ロズマリは「ビーツ」の色が気に入りました。
テーブルクロスの色見本
デリシャスカラーシリーズ
店舗エントランスの左側にあります。
『定番の「デリシャスカラー」という無地のテーブルクロスのシリーズです。
“美味しい色”として食べ物などの色名を付けています。』
アップル・パプリカ・バニラ・ミルクティー・ガナッシュ・マカロン・ライチ・ビーツ・カシス・パセリ・オリーブ・バジル・ローリエ・・・等。
『色で季節感を楽しんでいただいたり、掛け替えしていただく、春になったらピンクを使っていただき、夏にはブルー、秋は茶色っぽいものとか。
約30種類です。
少しずつ入れ替えたり、季節で新色を出したり。』
テーブルコーディネート
お正月のおもてなしのスタイル
『ここはうちのスタッフが、1週間に1回、替えています。』
ル・ジャカール・フランセ
LE JACQUARD FRANCAIS
「ル・ジャカール・フランセ」はフランスの北東部の小さな町に本社・工場を構え、1871年以来100年以上にわたって世界でも第一級品の美しいジャガード織のテーブルリネンを生産してきました。
1978年にデザイナー「プリムローズ ボルティエ」とデザイン・カラーのコラボレーションをすることで新しいハウスリネンの世界を作り上げました。
「プリムローズ ボルティエ」は女性デザイナーとして初めてレジオン・ドヌール勲章(フランス芸術文化勲章)を叙勲され、世界最高水準のデザインを提供しています。
非常に複雑な織り目の重なる素材感、色の豊かさ、配色は、同類の商品のなかでは群を抜いています。
※ ジャガード織とは・・・
フランス人発明家ジャカールの考案した織機(ジャガード機)を使用して製作された織物。
『色味が非常に綺麗なんです。
織りで柄を出すのがジャガード織です。』
取材時の12月23日にはセールとなっており、右手前のお品で定価13,000円のものが8,000円となっておりました。
源右衛門窯(げんえもんがま)
400年前の江戸時代初期からの佐賀「有田焼」。
その日本磁器発祥の地・有田で名窯のひとつと称される「源右衛門窯」。260年余りの伝統が息づきます。
ここで生まれた源コレクション、食卓にも夢ややさしい彩りを添えてくれます。
『源右衛門窯の柄を布に再現しています。
昔から人気がありますシリーズです。
食器との親和性が高いので、テーブルマットやコースターとかティーマット、柄が結構あるんです。』
『コースターは300円、マットは1,000円、割とこの辺は手ごろな感じですね。』
刺繍入りナプキン
『ナプキンも同じだけ種類があります。
テーブルクロスとは色を変えて、反対色とか。
全部色を統一するというやり方もあります。
自由に楽しんでもらえればよろしいんです。
このようにナプキンにイニシャルや花の模様の刺繍を入れたり。
もちろん無地のものもございます。』
業務用 生地見本
『こちらは業者様向けのテーブルクロス 生地見本です。
レストランさんですとか、企業の会議室・セミナールームのテーブルに掛けるテーブルクロス用です。
既製品ではないので、全部オーダーです。生地で持っています。
それをお客様のご要望に合わせてお作りする方式です。
需要もあります。数も出ますし、予算にも合わせます。
衛生的にテーブルクロスを使った方が良いという風潮になっています。』
テーブルランナー(広巾ランナー)
ブリッジランナー
右から左に掛けてあるのが「テーブルランナー」、椅子席と椅子席に橋渡ししたように掛けてあるのがブリッジランナーです。
画像枚数を削減するため、敢えて2枚を重ねて掛けてありますが、本当はどちらかを掛けるのが一般的です。
『「広巾ランナー」というのは当店で考えた呼び名です。
テーブルランナーの幅広いもので、割と種類があります。
全体にクロスを掛けないで、これだけを真ん中に掛けます。
テーブルの木が気に入ってこだわってテーブルを購入した場合、木肌を見せたいですね。
そういった場合に使用します。』
・・・テーブルランナーを掛けるだけでも趣きが変わります。アクセントにもなりますね。
レンタルスペース
カフェスペースプラン 3,000円 / 時間
貸切スペースプラン 5,000円 / 時間
どちらも2時間より
この他、テーブル1台を自由に使える「コーディネートプラン(1,000円 / 時間)もあります。
紅茶のレッスン、フラワーアレンジメント・イベント、ワイン講座など、テーブルレシピさんのイベントを開催されてきました。
約6mのアイランドキッチンのある、広々とした空間です。
人形町駅から徒歩3分の好立地。ぜひご利用を。
お問い合わせはフリーダイヤル 0120-144-964(10:00~17:00 土・日・祝日除く)へ。
また、テーブルコーディネート動画教材も販売開始しました。
オンライン講座「テーブルコーディネート 基本中の基本」です。
テーブルコーディネートをするための、もっとも大切な基本を詰め込まれたそうです。
20分ほどの動画で、いつでもどこでも繰り返し視聴して学ぶことが可能です。
動画販売サイトはこちら
⇒ https://filmuy.com/tablerecipe
TABLE RECIPE
日本橋人形町3-2-8 ブルーミング中西株式会社人形町名花館 1階
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅 A5出口より 徒歩3分
CLASSICS the Small Luxury さんの交差点角、向かい側のビルです。
03-6855-8155
営業時間 10:00~17:30
定休日 水・土・日・祝
12月30日(水)~1月4日(月)はお休みです。
年初は5日(火)より営業です。
テーブルレシピさんのホームページはこちら