美橋 ケルンの眺め
清洲橋。水面は、小名木川が合流した隅田川です。関東大震災復興事業として計画された橋で、そのころ世界で最も美しい橋と呼ばれたドイツケルン市の「ヒンデンブルク橋」をモデルとして自碇式吊橋が採用されました。
「清洲橋」の名は、当時の西詰の日本橋区中洲町、東詰の深川区清住町の1字をとりました。
大正14年(1925)3月に着工、昭和3年(1928)3月に竣工となった橋で、平成19年(2007年)には国の重要文化財に指定されています。
清洲橋は、小名木川の一番隅田川寄りに架かる萬年橋の北端から眺めるのがもっとも美しく見える角度とされ、「ケルンの眺め」と呼ばれています。
この近くには「芭蕉庵」跡があります。
◆清洲橋
東京都中央区日本橋中洲~江東区清澄1丁目
◆萬年橋
東京都江東区常盤1丁目~清澄1丁目