あすなろ

初音 春告鳥が鳴く森

初音森神社。鎌倉時代末期に、旧馬喰町初音之森に建立されたそうです。

当初の鎮座地(現・中央区東日本橋)は、鶯がたくさんいた森があり、この鶯の鳴き声が響く様子から初音と称したのが旧地名および社号の由来といわれます。

明暦の大火により、1659年墨田区千歳に替地拝領遷宮されました。

 初音 春告鳥が鳴く森

(2020年10月撮影)

昭和23年、旧跡の一部である東日本橋に、分社が造営されました。儀式殿があります。

 初音 春告鳥が鳴く森

(2015年12月撮影)

鶯の声を聞くと、春の訪れを感じますね。鶯の初鳴き日は、平均日は早いところで2月20日ころで東京では、3月6日前後のようです。(気象庁調べ)


◆名所江戸百景 馬喰町初音の馬場
 国立国会図書館デジタルコレクションより

◆初音森神社
 本 社:東京都墨田区千歳2-4-8
 儀式殿:東京都中央区東日本橋2-27-9