郵便発祥の地 東京郵便役所 記念スタンプ消印
明治3年(1870)駅逓権正(えきていごんのかみ)、後の郵政大臣に任命された前島密は、郵便制度を立案し、同年、先進国の郵便制度を視察するために渡英しました。 帰国後すぐに近代的な郵便制度の確立に着手し、明治4年には郵便局・郵便箱・切手を使った郵便業務を東京ー大阪間でスタートさせました。
現在の日本橋郵便局が、近代的な郵便制度がスタートした記念の地です。「郵便発祥の地」の記念碑を紹介します。
前島密の胸像 1円切手の肖像に
郵便制度の確立を讃えた肖像です。 私も、ずっと尊敬しています。
日本橋郵便局で 記念スタンプ消印
昔、切手を収集していた時には、「初日カバー」と言って、その切手に消印を押してもらうのが流行りました。
すてきな日本橋郵便局の消印です。 63円以上の切手・葉書を購入すると、窓口でお願いして押してもらえました。
日本橋みやげ、遠方の友人へのお便りに押印をお願いしたら、受け取った方から喜ばれると思います。
なお、郵便の歴史と前島密さんのことについては、こちらをご参考にして下さい。郵政博物館のHPです。
前島密 一代記の、「20.密と新時代に」書かれていますが、明治2年に民部省に出仕して、渋沢栄一氏と同じ部署で仕事をなさったのですね。https://www.postalmuseum.jp/column/collection/maejima-history.html