Hanes

巡りたくなる中央区内の桜スポット


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
年度切り替えの時期となり、環境が変わった方、新たな目標を立てられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はというと、この1~2年は感染症の影響もあり特派員活動が控えめになってしまいました。
しかし4月からは、自らの足で現地に赴き、実際に見聞きしたことや感じたこと、他ではなかなか入手できない情報の記事化を目標に、再びアクティブな活動を試みたいと思っています!
改めましてよろしくお願いいたします♪

さて、東京での桜開花宣言から約1週間。
他の特派員さんたちもご紹介されているように、3月最終週は、中央区内の随所でも桜が見頃を迎えました。
区内には百貨店が建ち並ぶ賑やかなエリア、古き良き伝統が感じられるエリア、開放感あふれるウォーターフロントエリアなど、異なる特徴を有したエリアが共存しています。
同じ桜といえど、エリアによってその趣・雰囲気が随分と異なるのです。
今回はそのような旬の風景(3月28日・29日時点)をお届けします。

まずは、五街道の起点である日本橋からスタート!

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


トップの写真にもあるように、日本橋の橋の周辺にも桜の木が数本植えられています。
さくら通りや隅田川沿いのように立派な桜並木があるわけではありませんが、名橋日本橋と桜の両方をカメラに収めることができることから人気の撮影スポットになっています。

そして、日本橋南詰東側にある滝の広場のそばには、見事なソメイヨシノが植えられており、安井武雄氏の代表作日本橋野村ビルディング旧館を背景にしても存在感を放っていました。

続いては、中央区内で最も桜の木がたくさん植えられているさくら通りへ。
東京駅八重洲北口から茅場町まで約150本からなる桜並木が延びています。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


日本橋のオフィスワーカー、買い物や観光に来られた方々の目を楽しませ、まちに柔らかな彩を添えています。
一方、大型の商業施設から離れ茅場町に近づくと、より落ち着いた雰囲気の桜並木となります。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


こちらは開花が早かったこともあり、3月29日時点で既に桜吹雪が楽しめる状況。
ピンクの絨毯とまではいきませんが、道路の隅に徐々に花びらがたまりつつあります。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


桜並木を辿って茅場町まで来たら、近代都市公園発祥の地である坂本町公園にも立ち寄ってみましょう。
その歴史は1889年(明治22年)に遡り、東京市区改正設計に基づく最初の市街地小公園として元警視庁の避病院跡を活用し開設された由緒ある公園です。
設計者は東京府の長岡安平(ながおかやすへい)氏で、そこには「四季折々の梅、櫻、楓」や「江戸以来の七草」も植えられたと言われています。
本数こそ少ないものの、整備されきれいになった坂本町公園にもソメイヨシノとシダレザクラによる桜並木があるのです。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


また、敷地内には、兜町・茅場町まちかど展示館があり、日枝神社の祭りを彩る神輿、山車、祭具、さらには粋を感じる江戸町火消し「百組」の皮半纏などが展示されています。
詳しくはこちらをご覧ください。

次は隅田川に向かって進み、中央大橋を渡って佃まで。
写真に写っているのは、約120本の桜並木が楽しめる佃公園
隅田川沿いの開放感のあるエリアで、コロナ禍前は人気のお花見スポットでした。
今年も自粛の傾向があるためか、長時間滞在するのではなく、買い物や散歩、ランニングの際に立ち止まり、桜の写真を撮られる方が見られました。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


この桜並木を辿って川沿いを南へと進むと、住吉神社の近くに出ます。
佃堀からは、佃小橋とタワーマンションを背景に見事に咲き誇る桜が堪能でき、近所の家族連れで賑わっていました。

 巡りたくなる中央区内の桜スポット


もちろん、これらのスポットを徒歩で見て回るにはそれなりに時間を要します。
そこでおすすめしたいのが、中央区のコミュニティバス「江戸バス」です。
こちらからダウンロードできる「江戸バスマップ 桜だより編」には、区内のお花見スポット情報が充実!
バス利用者の方はもちろん、徒歩で桜の名所を巡る方の参考にもなる便利なマップです♪
お出かけ前に桜の種類、本数、各スポットのおすすめ情報などを入手し、十分に感染症対策をしたうえで、中央区内でこの時期限定の風景を楽しんでみませんか?